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感想・レビュー・書評
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flierで紹介されて興味持ち、購入。
社会学、というのは今まであまり触れたことの無い考えだったので、視点の捉え方が新鮮に感じた。我々は社会を緩く認識して動いている、というのは感覚として分かる気がする。
入門的な内容なのだろうが、途中読んでいてちょっと理解が難しいなと思うところはあった。今まであまり触れていない世界だったからかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私たちが生活している世界を表現する一つとして「社会」というものがあると思います。それを知ってはいますが、よくよくきちんと分かっているわけではないことに気付かされます。知っているつもりが招く厄災を、一人の人生だけでもいくつもみているように感じます。本書では、そのような知っているつもりの社会について、本当の姿にできる限り迫ろうとされています。その本当の姿とは何なのか。それはわかりにくさにあるとされています。本書では「緩さ」という表現もされています。きっちりとしていない、分かりにくさ。それが社会の正体であり、なぜそうなのかについて、いろいろな角度からの解明の試みを紹介されています。そのうえで、その分からない社会にどのように付き合っていくのか。個々人へのアドバイスがされています。社会をどうとらえるのか、どのように付き合って生活していくのか、そしてどうやって社会をよりよく変えていけるのか。重要な示唆を、具体的に分かりやすく学ぶことが出来ます。
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社会学について初めて学ぶ学生にとって最新の教科書である。問題もコロナを扱っているので、新入生にはもってこいである。オーソドックスな分野ごとの社会学の教科書とは違って、社会学の研究を行なうには、ということで卒論の前のまとめを考える学生にも適書である。
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「AIや国際情勢などで変化が激しい社会をどのようにいきていくか」ということを考えるためにためになる本。