悪役令嬢は断罪引退を目指したい！　けど、もしかしてここ溺愛ルート！？ (ティアラ文庫) [Kindle]

著者 : せらひなこ

• プランタン出版 (2020年9月15日発売)

感想・レビュー・書評

[シロさんの感想 · 2023年6月18日]

猫を助けてトラックに轢かれ、実は神様な猫が自分の世界（乙女ゲー）に転生させてくれる話。
ヒロインが合わなかった。自分は婚約者の王子に嫌われてるから…でも本当に気持ちを確認してない！と気が付いて、愛してると言われても、自分の勘違いかも…ってまだ逃げる。怪しいフラグあちこちにあるのに、全部忘れて追求しない。不吉な予感には蓋をする。そして最後に呪いが発動して竜になった王子に、どうしてもっと早く…ってもう、苛ついてそこまで飛ばし読みしたけどさらに苛ついた。ヒロインが好きじゃないのと、話の構成かな？読み進みにくい。王子もカッコいいと思えなかった。
そしてラスト番外編で初夜があって、これTLだったの？？と驚いた。そういやティアラ文庫だった。

[満開さんの感想 · 2021年11月19日]

乙女ゲームの悪役令嬢に転生していた主人公。ゲームスタートまで半年、断罪まで１年という時期に前世を思い出した。
断罪を回避するため、もしもされてしまった時のために、サボってきた勉強を頑張り、攻略対象達には関わらないと決めた。

魔力のある世界です。

この巻は、ゲームスタートまでに攻略対象の１人＝筆頭公爵家嫡男を襲う不幸に気付いてしまい、見て見ぬ振りはできないと奔走するお話です。

ヒロインや攻略対象のハイスペックぶりに比べ、勉強や魔力は全然の悪役令嬢（家柄、容姿はハイスペックだけど）。

今回の騒動の結果、ある力が覚醒（ということでいいのかな？）＆二人の狂信者を生みます。

悪役令嬢の兄のキャラがいい。妹可愛いってことでいいですか？

まだガッツリ絡んだのは、筆頭公爵家嫡男だけなので、他の攻略対象との絡みや、ヒロインが出てきたらどうなるのか。覚醒した力はどうなるのか。
次巻が楽しみです。

[tohokoさんの感想 · 2020年10月19日]

せらひなこさん、ティアラ既刊分は全部読んだ。
なかなか好きな作者さま。
今回、だからせらひなこさんの悪役令嬢ものだっていうので、多分楽しみにし過ぎたんだと思う。
色々な意味で、いまひとつ。

ティアラじゃなくても良いなと思う。
エピローグなしで、普通のラノベレーベルからでてれば、まだ良かったのかなぁ。

しかし、『うん★こい』って…。
何かの伏せ字に見えるじゃないですか。
意図してるのか、してないのかわかんないけど、見るたび笑えます。