薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~(9) (サンデーGXコミックス) [Kindle]

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  • 猛毒キノコの話と鏡に映った双子の話、そして西方からの使者がご所望の月の精の話。

    50年前の月の精の踊り子…そりゃ50年たってりゃおばばになってるわ。まさかあのおばばとは(笑)

    で、さすがにおばばに躍らせるわけにもいかないから別の人で…って…なるほどそうきたか。

    虫愛ずる下女・子翆の協力もあって、さて、この宴、どうなるのかな。というところで10巻へ。

  • 冬人夏草なキノコ回は、思わずキノコをネットで調べたくなってしまう(というか調べてしまった)ので、描かれているキノコを見て、あー!これー!となる(←いや、キノコの見た目なんてほぼみんな同じだろ…)

    ラノベの方だけだと理解が追い付いてない双子の話も漫画にしてもらうと格段にわかりやすくて素晴らしかった。
    ラノベだと、刺繍は「獅子と兎」になってて???となってたんだが、そこは、だまし絵でよく見る「鳥と兎」で描かれてるし今までも構成上手いな!と思っていたけれど、倉田せんせー、ホント読み込んで、考えて作ってるな…しゅごい。

    月精(本番)は次巻のお楽しみ。

  • 推理物とはいえ、この世界観と独特のキャラクターあっての物語。猫猫と他キャラ達の打てば響くやり取りが楽しい。謎解きは後宮の闇の部分を透かし見るようでゾクッとする話だが、ラストでホッと出来る倉田先生の持ち味がいい。

  • Kindle版読了。

    恐らく、後宮内で初めての殺人事件と遺体遺棄の現場に立ち合ったのではないでしょうか。

    普段は上位の貴妃達の生活しか見てないので、後宮内にいるその他大勢の妃達の存在が感じられて新鮮でした。

  • 薬屋9巻は死体を暴く、鏡を使ったトリックに、月の精の正体は…。壬氏様が猫猫に依頼したきのこの山は不穏な結果につながる。はじめは変わり者が紛れ込んだくらいに思っていただろうに、理解も深めて、取り扱いにもなれてきて、ほほえましい。惜しむらくは猫猫のほうが…。子翠は上背はあるが、実際は幼いのかもしれない。虫を愛づる姫に「嫌がらせ」とアドバイスできる猫猫の図太さが頼もしい限りだ。

  • ■書名

    書名:薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~ (9)
    著者:日向 夏 (原著), しの とうこ (原著), 倉田 三ノ路 (イラスト)

    ■概要

    名探偵・猫猫の推理が冴える最新刊!

    後宮に生えている毒性のある茸を探せ! 壬氏(ジンシ)からの指令を不審がりながらも、
    毒草好きの血が騒ぎ後宮中を駆け回る猫猫(マオマオ)。そこへ中級妃の葬儀の知らせが
    舞い込み、猫猫は侍女頭のお供として葬儀へ参列することに。すると、斎場に突如現れた
    包帯まみれの謎の女──妃の亡骸に罵詈雑言を浴びせ、暴れ回る…!! 斎場が騒然と
    する中、猫猫は何か閃いたようで…!?
    ミステリアスな雰囲気の新キャラも登場、超絶ヒットノベルのコミカライズ第九弾!!
    (amazon.co.jpより引用)

    ■感想

    地味な事件を面白く描いています。
    また、いくつかの伏線が張り巡らされています。
    この漫画は一つ一つの事件が大きな事件に結び付く作りになっているので、細かい
    事件もよく考えられています。
    とりあえず、シスイ編は漫画で完結してもらいたいな~と思います。

    発刊のペースも結構早く、楽しみです。

    推理もの漫画で楽しめるのあまりないため、早く次が読みたい。

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著者プロフィール

福岡県出身。小説家、ライトノベル作家。2012年に「小説家になろう」に投稿していた『薬屋のひとりごと』が書籍化され、デビュー。同作は2種類のコミカライズされ、ねこクラゲ作画の作品は「次にくるマンガ大賞2019」でコミックス部門の1位、倉田三ノ路作画の作品は「Google Play Best of 2019」のユーザー投票部門にノミネート。23年にアニメ化された。

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