ウィズコロナ 日本株にビッグウェーブがやって来る！ (かや書房) [Kindle]

著者 : 渡部清二 エミン・ユルマズ

• メディアックス (2020年10月14日発売)

感想・レビュー・書評

[hinaさんの感想 · 2022年2月22日]

戦争になれば、たくさんの人が亡くなります。
悲惨なことなのですが、株価はそんな感情には左右されないで上がっていきます。
今回のコロナ禍でもたくさんの人が感染し多くの人が亡くなりました。株は我々の感情に左右されません。株自体に感情はないのです。
今ではなく、先行き良くなるのか悪くなるのか、そうゆう観点でしか株価は動きません。
株式投資の世界は残酷です。

[まーくんさんの感想 · 2020年10月27日]

普段から著者のお話を良く聞いています。
そのため、四季報の章までは何度も聞いていた内容でした。

唯一日経新聞の章が初めて聞く内容。
「新聞は裏面から読め」という話だけは頭にありましたが、なぜ後ろから読むのかがこの本を読むことで理解できました。

新聞を前から読んでいくと、新聞社の主張したい方向に誘導されてしまうからだそうです。
元来、新聞社の意見などどうでもよく、客観的な事実だけを知ることができれば良いのだと。

また記事内に表がある場合は、先に表を見る。
第一印象でどう感じるかが大事。

私自身、普段新聞を読みませんが、これは新聞に限らず使えるテクニックです。
ここだけでもとてもためになりました。

著者プロフィール

1967年生まれ。1990年筑波大学第三学群基礎工学類変換工学卒業後、野村證券入社。個人投資家向け資産コンサルティングに10年、機関投資家向け日本株セールスに12年携わる。 野村證券本店在籍時より、『会社四季報』を1ページ目から最後のページまで読む「四季報徹底読破」を開始。2014年の独立後も25年以上継続中で、2022年10月1日には四季報100冊読破記念月例会を日本の株式取引発祥の地、日本橋兜町ホールで開催。 テレビ・ラジオなどの投資番組に出演多数。 「会社四季報オンライン」でコラム「四季報読破邁進中」を連載。『インベスターZ』の作者、三田紀房氏の公式サイトでは「世界一『四季報』を愛する男」と紹介された。『会社四季報の達人が全力で選んだ 10倍・100倍になる！超優良株ベスト30』（SBクリエイティブ ）、『四季報を100冊読んでわかった投資の極意』（ビジネス社）、『会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方』（東洋経済新報社）など著書多数。

「2023年 『本物の長期投資でいこう！』 で使われていた紹介文から引用しています。」