わいるどらいふっ! 2 身近な生きもの観察図鑑 [Kindle]

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  • 山と溪谷社
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  • 抱腹絶倒の都市部・里山の動植物の生態4コマ漫画、第2弾!!
    春夏秋冬に分けて動物・昆虫を紹介。
    前巻( https://booklog.jp/item/1/B07V6WHKKD )に続き、弱肉強食な世の無常を生きる生き物たちがコミカルに描かれる。
    夏の章にわくわくするのは、夏休みの思い出で触れた野生動物たちが沢山紹介されているからだろうか。
    小学生の頃、一度はやったであろう、カタツムリの飼い方からダンゴムシまで!ダンゴムシ、飼えるんだ…家の庭に普通にいるので「飼おう」という発想が無かった…落ち葉の分解実験などは夏休みの自由研究のヒントになりそう。
    ツクツクボウシの鳴きまねをするキビタキ(日本代表種)、ガビチョウ(特定外来種)…に怯えて黙っている本物のツクツクボウシw
    秋の章では擬態する昆虫たちを紹介。
    里山の猛禽類・サシバの紹介では、谷筋の田んぼが理想的な環境らしいが、人間にとって農業効率が悪い土地であり、高齢化や担い手不足で耕作放棄地になってサシバにとって餌が取りにくい環境になってしまうとか…世知辛い。
    狸は野生哺乳類で最も事故が多い。その理由がタヌキ寝入り(気絶)にあるとか…難儀。

    ヒガンバナはその独特な花の形だけでなく、根元にアルカロイド系の毒を持っている…死を連想させるから、かえって魅力的。

    ページを捲って春夏秋冬を巡り、再び春を迎えてくる。

    Amazon prime reading 読了。

  • 一日一種氏の『わいるどらいふっ! 2 身近な生きもの観察図鑑』は、身近な生きものたちの隠された生活をユーモアたっぷりに描いた作品です。この書籍は、SNSで話題となったコミックの第二弾であり、読むことで日常に潜む小さな驚きを発見できる一冊となっています。

    本書は、身近ながらも意外な行動をする生きものたちを、漫画という形で紹介しています。例えば、変わった場所に巣を作る鳥や、桜の木で楽しそうに過ごす鳥たち、そして早起きして二度寝をするアカガエルの産卵など、人間の知らない彼らの世界が垣間見えます。また、オオバコやアリたちの生態に関する描きおろし漫画も収録されており、新たな魅力を感じることができます。

    この書籍のテーマは「身近な生きものたちの意外な生態を通じて、自然への理解と愛着を深める」ことです。日常生活の中で見過ごされがちな生きものたちにスポットライトを当てることで、自然とのつながりを再発見し、生きものたちへの興味と愛情を育むことができるのではないでしょうか。

    本書の最大の見どころは、生きものたちの行動を描いたユーモラスな漫画です。これらの漫画は、生きものたちの知られざる一面を楽しく学べる点で注目に値します。また、Twitterで好評を博した漫画も多数収録されており、SNSでの反響を書籍で再体験できるのも魅力の一つです。

    総評として、本書は、生きものたちの日常に寄り添いながら、その魅力を引き出す作品です。読むことで、身近な自然に対する新たな視点を得られ、日々の生活に潤いを与えてくれるでしょう。生きものたちの生態を通じて、自然との共生を考えさせられる一冊と言えます。

  • 1巻に引き続き、動植物の生態を愉快&シュールな四コマ漫画で紹介している本。
    お子さんから大人まで幅広く薦められる。

    前巻はオチが隣のページに用意されていることがあったが、今回はほぼ1ページごとにちゃんとオチが用意されているので読みやすく、わかりやすい。
    イチオシは『メダカの学校』コーナー。

    虫が苦手な方は1巻よりこちらの巻の方が登場回数もアップシーンも増えているので注意。

  • 動物たちの生態が、イラストでわかりやすく紹介されつつも学術的な情報もしっかり盛り込まれていて、
    気軽に生き物たちのことを知るきっかけとしてとても良い本でした。

    見返す時も、イラストの印象が残っているので読みやすかったです。

  • こちらも面白かった。

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著者プロフィール

いきものデザイン研究所にて生き物のイラストや漫画の制作を行う。著書に「身近な「鳥」の生きざま事典」(SBクリエイティブ)、「わいるどらいふっ!身近な生きもの観察図鑑」(山と溪谷社)など。

「2021年 『今日からはじめる ばーどらいふ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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