感染症とワクチンについて専門家の父に聞いてみた (コミックエッセイ) [Kindle]
- KADOKAWA (2020年11月13日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍
感想・レビュー・書評
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コミックだからといって 侮るなかれ
結構な量が書きこまれ
読むのも頭を使います
正直 新型コロナに関しては
ほんの少しだけで・・・
ちょっと物足りないなー なんて思いましたが
今できる 手洗いをしっかりする
ほんま その通りやねんな
今までのワクチン開発の
こぼれ話がなかなか面白かった
そこまでしても 感染症というのは
克服すべき山なんだとも思う詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
文字通り感染症とワクチンについて漫画と文章で紹介した一冊。
普通に大人向けの内容だったものの、漫画形式でわかりやすかった。 -
外科医で漫画も書いているさーたりさんと、感染症の専門家であるお父様との共著。
新型コロナウイルスに限らず、感染症とワクチンの種類を、発見や開発の歴史を通してわかりやすく漫画で説明してくれていました。
ワクチンの全体像が見えて良い書籍でした。 -
基礎の教科書内容ぽい漫画。
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今までのワクチンの歴史
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難しかった
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今話題になっているワクチンについて、よくよく考えたらよく分かってないなと思って読んでみた。
漫画だから読みやすかったし、うまくまとまっていたように思う。ただ、自分自身がこの分野に詳しくないのでまだよく分かってないところもあるので、新型コロナウイルスのワクチンをうつまではもう少し調べておきたいと思った(まだもう少し先にはなるだろうけど)。
ワクチンには「生ワクチン」と「不活化ワクチン」の二種類があるということを初めて知った。新型コロナウイルスのワクチンはどっちになるのだろうと思って軽く調べてみたら、どちらでもないよう? このへんは自分もよく分かってないので、もう少し調べたい。
日本はワクチンの副反応を恐れて、ワクチンを積極的に推奨するということをしなくなって、結果、感染者が増えるということが過去に何度かあるらしい。マスコミも、副反応があるということを報道するということは別にいいと思うのだけど、危険なことばかりだと報道するようにはしないでほしいなとは思う。
なお、インフルエンザ菌はインフルエンザとは関係ないらしい。インフルエンザの原因と思った菌だと思ったものを発見してそう名付けたそうだけど、後で否定されて名前だけ残ったらしい。ネイティブ・アメリカンをインディアンと呼ぶようなものか(ちょっと違うかもしれないけど)。
それにしても、ワクチン開発にはいろいろ歴史の積み重ねがあったのだなということがよく分かる。その貢献の大きさの割には、デマで叩かれたりすることもあるし、あまり評価されないこともあるようだしで、辛い思いをしてきた人も多いのだろうなと思う。
何より、日本の司法で、1992年にワクチン接種後1か月以内に起きたものは全部副反応とした判決は痛手だったよう。そのせいで、日本はワクチン開発に消極的になったのだとか。科学的立証がすぐには難しいのは分かるけど、なんでもかんでも副反応とするのも違うだろうとは思う。 -
エッセイで超簡単にワクチンと感染症について書いてあるのかと思ったら、思っていたより詳しく書いてあって私的には結構ヘビーな内容だった。
特にそんなに興味がない分野だったから余計にそう思ったのかもしれない。 -
コミックエッセイだから読みやすいし分かりやすい。
日本はどうもワクチン後進国だよね。普段元気にしてると考えないけど、やっぱりいざ感染症にかかって命を落としたり、重い後遺症が残ったりしたときに後悔しても遅い。
特に自分自身ではなくて子どもがかかってしまった場合。
勿論、どーしても自分は打ちたくない、って主義の人はまあ仕方ないと思う。それぞれ自分の主義主張があるし。でもそれを他人に押し付けて欲しくないし、デマを拡散しないで欲しい。
困ったことが起こった時に助けてくれる人には感謝するけど、そもそも困ったことが起こらないように予防してくれる人には感謝しなかったりする…(ワクチンに限らず、災害とかの例を見ても)って言葉には、ほんとそれ!って思う。
デマに関しても、自分ではデマだなんて思わず、いいことだから皆に教えなきゃ!って思うわけだよね。自分自身も含めて、情報の吟味は大切って思う。
コウノドリ4巻必読!も、ほんとね!って思う。
ワクチンで副反応がでることはあるし、それを何万分の一だから運が悪かった、で済まされないことも承知だけど…
「ウィルスを正しく知って正しく恐れる。」
そうだなと思う。