外交官の使命 元駐日アメリカ代理大使回顧録 (角川書店単行本) [Kindle]
- KADOKAWA (2020年11月30日発売)
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感想・レビュー・書評
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【外交というのは、精密機器を使って行われる技巧のようなものであり、鈍い道具を片手に実行される作業とは一線を画さなくてはならない】(文中より引用)
ケネディ大使時代の駐日米大使館首席公使としても活躍し、対日関係を中心としたキャリアを積み重ねてきた人物が記す回顧録。人生を変えることになった日本語との邂逅や、印象的な人物との出会い・出来事について記されています。著者は、統合型リゾート(IR)の推進にも力を入れるジェイソン・ハイランド。
国務省で日本語を専門とする外交官が、どのような経歴・経験を重ねていくのかを内側から知ることができるユニークな一冊。外交官として間近で見た人物評も機知に富んでおり、飽くことなく読み進めてしまいました。日本だけでなく中央アジアやバルカン地域における勤務のあり方も興味深かったです。
マケドニアのマグカップに書かれた一言の素敵なこと☆5つ詳細をみるコメント0件をすべて表示
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