事件現場清掃人 [Kindle]

著者 :
  • 飛鳥新社
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感想 : 5
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感想・レビュー・書評

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  • ・亡くなった個人に対してあの世であったときに堂々とできる生き方をしたいと感じた。

  • この本には、社会の問題点がいっぱい詰まっていると感じた。

    孤独死のことは聞いたことはあるが、この本に載っているのはリアルで、できれば知りたくないような話ばかりだ。私のイメージの孤独死は、老人が部屋で一人亡くなっているイメージだが、実際はそんなきれいなものではないようで、その描写がリアルすぎて気持ち悪くなるほどだ。

    著者は、この仕事を通じて、いろいろなことを考え、実践していっている。少しでも孤独死する人が減る世の中になってほしいと思う。

  • 前作のやつも読みましたけれども、今作もまた…非常に充実した内容でしたね! 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    充実してはいましたけれども、実際読み終えてみるとあまり思い出せる項目が少ないような…本書には孤独死現場の写真も掲載されているので、あまりショッキングな絵が苦手な人は見るのは止めておいた方が無難かもしれませんねぇ…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    しかし、独身中年男性の孤独死は笑っちゃいけないんですけれども、まるでコントみたいな死に方をするんですな…まさか自慰行為の最中に死ぬとは…てか、結構高齢な方でも自慰とかしてるんですね! 意外でした…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    ↑確かに今時AVショップと言えば中高年、あるいはそれ以上のお年寄り…しか客いませんものね。若者はインターネッツで済ませる時代か…。

    新型コロナの影響もあり、これからますます「誰からも偲ばれない死」が増える、と著者は予想していますが…僕もその通りだと思っています。

    まあ、コロナ前から現代は人間関係の希薄な世の中になってしまっていますものね…世の中便利になればなるほど人々のつながりは表面的なものに終始し、だからこそ、暗い顔をした個人が街にあふれるのでしょう…さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 心揺さぶられる本。誰しもに訪れる死。本書で取り上げられている死の、そこに至るまでの過程を見ると、何かあった場合自分もすぐに他人事ではない状況に追い込まれる可能性があると思い怖くなってしまったが、一方で自分のことを気にかけてくれる人がいるという事実にとても幸福感を覚えた。

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著者プロフィール

1971年沖縄生まれ。料理人、内装業者、リフォーム会社等を経て自殺・孤独死・殺人現場などを扱う「事件現場清掃会社」を設立。2010年に、その知られざる事故現場のエピソードを紹介した『事件現場清掃人が行く』(飛鳥新社)を発刊。孤独死をなくすことを自らの使命に課し、きょうも精力的に活動を続けている。

「2020年 『事件現場清掃人 死と生を看取る者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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