サラリーマンが異世界に行ったら四天王になった話 2 (ガルドコミックス) [Kindle]

著者 : 村光 ベニガシラ

• オーバーラップ (2020年12月25日発売)

感想・レビュー・書評

[myomyaさんの感想 · 2020年12月28日]

魔法アイテムの開発からランページ国との貿易交渉まで。
ウルマンダーさんは、さっさと襲ってしまえばよいのに。

そもそもローズマリンって「亜人でも魔法が使えるように」って目的の副産物なのに、いつの間にか「魔物除け」の方がメインになっちゃってるなぁ。
魔王様にも魔物除けの効果しか報告してないし、本件（亜人でも魔法）の方は大丈夫なんだろうか？

仕入れ元を確認しないランページ王はあまり有能には見えないな。
財政を鉱物資源に頼っているのも危ういよね。
現に金の採掘量が減少してるらしいので、このままいけばジリ貧。
どうするつもりなんだろうか？

ブタガリアンも、あれだけ商売における情報戦の重要性について語っていたくせに、そのくせウチムラの存在は把握してるのにローズマリンにウチムラが関わっていたことまでは調査してないのは間抜けに見える。
そして、まぁ、よくある「悪徳商人に見えて実は好かれている」パターン。
そもそも魔物除けに埋めておいたローズマリンを掘り起こしてるのだから、それによって農民が魔物に襲われてた可能性があるのだから善人ではないんだけどね。



魔王国って魔王が納めてるのに小規模国家なのか。
魔王って名前の地方の王でしかないのね。