1分で話せ2【超実践編】 世界のトップが絶賛した即座に考えが“まとまる”“伝わる”すごい技術 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 伊藤羊一氏の「1分で話せ」の続編

    "超実践編"ということで、プレゼン・説明・交渉・会議・資料作りといったビジネスの現場で求められる事柄に対してすぐに活かせるハウツーをまとめた内容となっている。
    前作と同様に、さすが「伝える」ということをメインテーマとして書いてるだけあって抜群に読みやすい。
    気付いたら読み終わっているくらいサクサク読み進められるのに、ドッグイヤーをした箇所かなり多くそれだけ自分にとって濃い内容であった。

    ~「伝える」という行為は人を動かしてなんぼ~
    逆に言えば「人が動かなければ伝えたことにはならない」となるだろうか。
    自分にとっては戒めの言葉として受け取っている。

    新卒の時に知っていたかったなぁと心から思う内容だった。

  • 本書は大きく2つに分かれます。
    前半の第1・2章は「1分で話せ」の増強であり、後半の第3章以降はビジネスでよくある場面を前半で説明した内容に基づいて応用しようというものになっています。
    後半は心掛けの部分も多く記されているため、読みやすかったです。

  • ・結論➡根拠➡事例
    ・結論を出すために必要なもの➡自分の軸。

    ・武蔵野大学の新しい学部の開設準備。
    まわりからいろいろと意見がでる。
    一番大事なことは?
    ➡学生が最適な環境で学ぶことができること

    ・まずはやってみる

    1、テーマとゴールを確認する
    2、ピラミッドを伝える
    3、相手のピラミッドを理解する
    4、共通点と相違点を探す
    5、お互いに歩み寄る
    6、改めて結論を出す
    7、決めたら従う

  • 続編で、いかに対応するべきか具体例を豊富に掲載。但し重複感が否めない。

  • 前書はタイトルが全てだったが、本書は具体的なツールの活用法を示している。それは「ピラミッドを作れ」。
    これもまた身も蓋もないが、本書も「ピラミッドを作れ」以上のことは語られていないし、それ以下でもない。
    テクニックを詰め込み過ぎず、これだけに絞ったことはむしろ好感を持てた。
    実際に様々なテクニックを駆使しても使いこなせなければ意味がない。
    ビジネスの現場で本書を読みながら対応するなんて無理なのだから、きちんと身体に覚え込ませる必要がある。
    そう考えると、テクニックが複数あっても覚えられなければ本末転倒な訳だ。
    たった一つに絞って、それをひたすら磨き続ける本書は、ともすれば最初だけ読めばそこで終了であるのだが、本書については読みやすい分、最後まで読んでも無駄ではないだろう。
    様々な事例を使ってピラミッドについて説明していくが、実際には自分でそういう場面に遭遇して対処して初めて「なるほど本書のあの部分か」と納得がいくのだろう。
    確かに「超実践編」である。
    ひたすらにピラミッドを意識して、会話の流れをすべてピラミッドに当てはめてみる。
    これを習慣化すれば確かに「1分で話す」ということができるようになっていそうだ。
    まさに「守破離」であるが、ひたすらにピラミッドを使いこなせば、段々と自らの技が磨かれていき、応用的な場面でも対応できるようになっていくのだろう。
    こういう「自分なりの型」を持つことは、個人的にも大賛成。
    行動をすることで、習慣化され、段々と身になる。その内に自然と出来るようになる。
    まさに剣術や武道の技のようであるが、ビジネスでもこれは使える考え方だろうと思う。
    現代ではこれら「基本に忠実に」という考え方が疎かになっている気がする。
    時代は大きく変化しているし、昔と比べても覚えることも確かに多いだろう。
    だからと言って基礎を疎かにしてはいけない。
    どんなに高学歴であっても、「読むこと、書くこと、話すこと、計算すること」はいつの時代も最も基本的なビジネススキルだと思うのだ。
    ちなみに「読む・書く・計算する」の基礎というのも、実は相当に奥深いと思っている。
    計算なんてExcelがするので、誰でも簡単に出来そうなものであるが、実は大概のビジネスマンは勘違いしている。
    単純な計算すらできない人が案外と多いのだ。
    そういう意味でも「話すことができない」という部分に切り込んだ本書の意味は大きいかもしれない。
    内容は単純だし、タイトル以上の内容は確かに薄い。
    しかしそれを実践することは、案外と難しい。
    そういう所に奥深さを感じるのだった。
    (2022/4/22)

  • この本は、その名の通り「1分で話せ」の実践に関する内容が書かれています。ただ、読み終えて学んだ内容のアウトプットが非常に難しいと感じました。具体例の量は豊富だったものの、想定している状況が少し限定的だったからです。
    まずは、「1分で話せ」で学んだことを自分で実践してみて、困った場面があれば適宜こちらの本で似たような状況が書かれていないかを確認すると良いと思います。

  • この本を手に取ったとき、孫正義さんもオススメという推薦文を見た。納得の一冊だった。

    読者ターゲット層が広くデザインされていて(されているような気がして)、感心した。
    新社会人には教養として、社会人数年でステップアップに悩んでる方には解決を探すために、おすすめの一冊。プレゼンやクラブのリーダーをしている学生さんにもおすすめだし、今一度コミュニケーションの質を見直したと思う社会人にもおすすめできる。

  • プレゼンで伝わりやすさばかり重視していたが、その人のニーズ、ときめき視点で組み立てる方がよりうまく行くのかも?と感じたので試してみたい。
    Moca

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著者プロフィール

原作:伊藤羊一
Zホールディングス株式会社Zアカデミア学長、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部学部長、株式会社ウェイウェイ代表取締役、グロービス経営大学院客員教授。東京大学経済学部卒、1990年日本興業銀行入行。2003年プラスに転じ、執行役員マーケティング本部長、ヴァイスプレジデントを歴任。15年ヤフーに転じ、次世代リーダー開発を行う(現在、主務はZホールディングス)。21年4月より武蔵野大学アントレプレナーシップ学部学部を開設、学部長に就任。

「2023年 『マンガですぐ読める 1分で話せ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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