整える習慣 (日経ビジネス人文庫) [Kindle]

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  • 心と身体を整えるためには自律神経を整えることが大切。
    怒りの感情にメリットは何もなく、怒った時ほど黙る。とにかく黙る。
    今日できなかったことは明日できるようにシミュレーションする。より具体的に。
    常に次にやることを一つだけ決める。
    いくつか実践して心を休めてます。

  • テーマごとに、自律神経を整えて公私共に豊か・穏やかに乗り越えるために具体的なノウハウが一つにつき見開き1ページでコンパクトにまとまっており、1時間ほどで一気に読み切ってしまいましたが、自分の人生に取り入れたい内容がいくつもあり、とてもためになる一冊でした。まずは何事も、ほどほどに、ゆっくりと、丁寧に集中して行うことを心がけ、そうなっていない行動習慣があればこまめに見直してより良い状態に自分を変えていこうと思います。

  • 自律神経(交感神経、副交感神経)を整えて、身体とメンタル両方ともに健康な生活を送るための108個のヒントやアドバイスを記した本。

    「片づける場所を決める」、「昼食後の2時間は捨ててOK」、「見ざる・聞かざる・言わざる、に徹する」、「一杯の水でリセット」、「朝食で正しい体のサイクルをつくる」、「忙しい時ほど、ゆっくり、丁寧にやる」、「怒りがわいてきたらとにかく黙る」他、とくに目新しくはないが、すぐにでも実践できるアドバイスが満載なので、自分に合いそうなものを選んで即始められるのが良いと思った。
    あとは、どれだけそれを継続できるかだよな~。

  • コンディショニングの重要性を説いた本。
    身の回りや体調を整えるためのちょっとしたコツが具体的に書かれていて参考になった。

  • 自律神経といったら小林さん、折に触れて読みたい行動Tips。

    「昼食後の2時間はルーティンワークに徹する」
    「ゆっくり、静かに話す」
    「週一は睡眠の日を作る」
    「食事は『腹6分目』」
    「次に行動する『一個』を決める」

  • よく言われているものも多いが、思ったより良かった。
    すぐ読める。

    ・財布の整理を1日1回する
    ・帰る前の片付けを儀式にする
    ・午前中の勝負の時間に「何をするか」決めない→前日に
    ・締め切りを1ヶ月前にする(仕事のクオリティを担保するため)
    ・緊急が入ったら最初にやるのは次の予定をキャンセルすること(目の前に集中)
    ・食事の誘いは1日必ずおいてから返事する(後悔しないため)
    ・上司に認められないなら「部分的に」あきらめる(他の分野で頑張る)
    ・コンビニではスープか納豆・ヨーグルトを足す
    ・1日を振り返り失敗を成功に上書きする(次はこうしようと想像する)
     →次は上書きした行動をする
    ・次にやることは1個だけ決めておく(リストは作ることが目的になってしまう)
    ・緊張を和らげるために会場の時計をみて形やメーカーを覚える
    ・1ヶ月に生じたストレスを全て書き出してみる
    ・ある程度キャリアを積んだら本当の得意分野以外を捨てる

  • 【Health】整える習慣 / 小林弘幸 / 20210527 / (35/875)/ <270/141989>
    ◆きっかけ
    日経広告

    ◆感想
    就寝前の儀式、気分乗らないときは動く、休みと仕事の区別をあえてしない等々ヒントがいっぱい。意識的にやることで自律神経を良い状態に保てる。

    ◆引用
    ★心と体は繋がっているので、元気ないときは、メンタルでどうにかするのではなく、まずは動いてみる。
    ・実力をつけるより、今の実力を出しきることに意識を向ける
    ・ちょっとした意識や行動を積み重ねること
    ・午前中の勝負時間を無駄にしない。コンディションに合わせた時間の使い方が重要。
    ・終了間際の集中力を利用する
    ・内容で区切る仕事と時間で区切る仕事を分ける。
    ・食事中にできる集中力トレーニング。例)今ニンジンを食べている。
    ★大問題ほど小さくとらえる vice versa。深呼吸して水を一杯飲み、無理にでも良いから笑顔をつくり、さあ困りましたね。とのんきな声で言う。そんな態度が重要。
    ・ダラダラする一日の計画を立てる。ダラダラしたことを後悔し、嫌な気分になることのほうが問題。
    ★仕事と休みをあえて区別しない。自分なりのベストバランスをつかんでおく。
    ・ゆっくり静かに伝える
    ★起床後の水一杯、体全体に水分が行き渡るイメージを持ちつつ意識して
    ★気分が乗らないときは手足を動かす
    ・全身浴5分、半身欲10分
    ・週一回は睡眠の日を設定
    ★就寝前に落ち着いた時間を30分作る。読書、音楽。NG:PC、スマホ。
     -一日を振り返り、失敗を成功に上書きする。
     -明日一日の流れをざっとシュミレーション
     -前日に用意しておけば服そのものが喜んでいる。
     -正座して、今日も一日ありがとうございました。明日も宜しくお願いします。
    ・次にやることを1つだけ決めておく。
    ・今、自分はどんな状態にあるか?気付くこと
    ・忙しいときほどゆっくり丁寧に。自律神経が乱れると、行動が早く雑になる。
    ・何のためにそれをやるのか考える。
    ・自分に合うリフレッシュ法を(例、目を閉じて瞑想1-2分)
    ・自律神経は一旦乱れると3-4時間回復しない
    ・怒らないと決めておく
    ・客観的に自分の不安を見つめること
    ・メンタル問題をメンタルで処理しようとしてはいけない。事後対応を考えるのは身体の状態が整ってから。
    ・会場にはいったらそこにある時計を見て、形やメーカーを覚える。緊張感和らげたいとき。
    ・リアルなシュミレーションが本番の成否を分ける
    ・心配事を入れる箱を心の中に持つ
    ・ストレスをうむのは自分自身と思えた瞬間から自律神経は整い始める。
    ・複数のストレスを抱え、それが当たり前くらいの感覚でいたほうがいい
    ・ストレスフリーとは自分らしく生きること(=基本的には周りを気にするが、大事なポイントでは、自分の思う通りに行動できるタイプ)。
    ・自分なりの快適パターンを身に着けておく
    ・本当の得意分野で勝負する
    ・毎日新しい発見をしながら生きていく。

  • 定期的に読み返したい本。
    一節ずつ読みやすい。

  • 万全な調子で毎日を過ごしたい。心に振り回されて過ごしたくない。そんな思いからこの本を手に取った。 
    自律神経の働きを理解すると、コンディションを整えることの重要性が分かる。心と体は繋がっているから、健康的な生活を送るよう意識することが大事。

    あれこれ不安なことに思考を巡らすのではなく、今できることに集中する。
    また、常に先のことをシミュレーションし、準備を整えることが大事だと再認識した。

  • 「仕事のクオリティを高めたいなら、『実力をつける』より「今の実力を出し切ること』に意識を向ける方が圧倒的に近道」
    「60〜90分の間に必ず休憩をとり、コンディションを整え直してから続きの作業をする」
    「時間を上手に活用したいと思うなら、『移動時間に何をするか』を決めて行動する」
    「『いったい自分はなんのためにこの飲み会に参加するのか?』『何を目的にして、会合に出席するのか?』を考え決めておく。目的がはっきりしているなら参加するし、特に目的が見つからないなら断る、という明確な線引きが必要。」
    「参加不参加の返事は1日経ってから。『本当に行くべきか』『行くことにどんな意味や目的があるのか』とじっくり考えてから決めると、決断自体に納得感と、自信が生まれる。」
    「プライドは自分の中にあるように思えて、その正体は『他人の目』です。プライドが高い人は周りばかりが気になって、本当の意味で自分の人生を生きていません。周囲の目ではなく自分自身に向き合い集中できれば、安定した気持ちで自分の人生を生きることができます。」
    「若いうちは、『自分の得意分野はここ、だからそれ以外はやらない』と決めつけず、さまざまな経験を積み、失敗をして、傷つくことも必要。ただし、ある程度のキャリアを積んだら、『本当の得意分野』で勝負することが大切。」
    「人生を切り開いている人というのは、結局のところ『自分の得意分野にこだわって生きている人』なのです。」
    「ストレスフリーで人生を楽しんでいくために、自分なりの『快適パターン』をぜひ見つけてほしい」
    ・午前中が集中力が高まり、ものを考えるのに適した時間なので、創造的な作業をする。なかでも時間に追われずにクオリティを大事にしないといけない内容の仕事をする。昼食後の2時間は非機能の時間なので、ミーティングやメールチェックなどをする。就業時間の1時間前は、終了間際の集中力が高まる。あと1時間でこれだけは終わらせると決めて取り掛かる。その際、時間で区切れるような、集中力はそれなりに必要だけれど、それほどクオリティを考えなくても良い仕事をする。残業など終わりを決めないでする仕事は駄目。
    ・人と会う時は、相手の『バックグラウンド』を考える。自分のために時間を割いて来てくれたということを考えると、自然と自分のコンディションが悪いとか、機嫌が悪いとかを言ってられなくなる。
    ・ヨーグルトはときどき種類を変えて食べる
    ・1日2杯コーヒーを飲む

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著者プロフィール

1960年、埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授。1992年、順天堂大学大学院医学研究科博士課程修了後、ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属小児研究センター、アイルランド国立小児病院外科を経て、順天堂大学小児外科学講師・助教授を歴任。
日本スポーツ協会公認のスポーツドクターでもあり、自律神経のバランスを意識的にコントロールすることで、心身のパワーを最大限発揮できることを提案。数多くのトップアスリートのコンディショニング、パフォーマンスの向上指導にかかわっている。自律神経研究の第一人者であり、書籍も多数刊行している。

「2022年 『ゴルフが上達する自律神経72の整え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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