内定者への手紙 ペインを探せ! ーなぜあなたの提案は通らないのか?ー (SHOWS Book) [Kindle]

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  • 2021年3月25日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 印象に残ったこと

    ★提案のある仕事ができるようになることが大事
    良い提案には提案⇆問いの立て方、情報の刻みかた、提案のまとめ方が大切


    ★上位一貫性の法則
    ⇆提案相手の一つ上のペインを解決できるように一貫性をもたせること。

    セントラルクエスチョンとサブクエスチョンがあり
    サブクエスチョンには
    ⇆As isとのgap(最終的にとくべき問い)
    ⇆必ず優先順位を決める問いを入れる

    情報を刻む方法
    ・具体化
    ・歴史化(経緯や歴史背景)
    ・比喩化(相手に刺さることで)
    ・分岐化

  • 目的:承認されやすい提案を行えるようになるため

    ~学び~
    ・仕事の本質は提案
    ┗提案のない実行は「作業」、提案のある実行は「仕事」
    ◎実行する業務のうち、全体の最低20%以上は仕事にすべき
    ◎自然と課題を見つけ提案できる仕事が強みのなる領域

    ・提案の本質は「まだ気づいていないが重要なこと」を相手に気づかせること

    ・通したい提案に対し、批判的思考を持つ
    ┗「とはいえ」を3回繰り返すことで現状やらない/やっていない理由を先回りしてつぶす

    ・本質的な大きな問いを小さな問いの3つに分解する
    ┗①理想状態をより具体化するための問い
    ┗②現状を踏まえてやるべきことを明確化するための問い
    ┗③優先順位をつけて、何から取り組むべきなのかを明確にするための問い

    ・提案先の1つ上、または2つ上にあるGAPを考慮して提案を行う

    ・提案には驚きを生む情報を使い、提案の価値を高める
    ┗①具体化:数字を使う、具体的にする
    …情報の正確性、具体性が高まる
    ┗②歴史化:経緯や物語、時間軸
    …社会的な意味合いを付与できる
    ┗③比喩化:情報+相手にとって身近な例え
    …どれくらいすごいのかという水準情報を付与できる
    ┗④分岐化:情報+パターン分岐、成立条件
    …相手に具体的な行動を促す

    ・提案は2つ、3つ並べる
    ┗相手に選んでもらう余地を残す
    ┗その中でも自分なりの優先順位を裏でつけておく

    ・提案の優先順位を決める際の3つの優先順位
    ①インパクト(目的に対する効果)
    ②独自性(主語が変わっても言える内容になっていないか)
    ③実現可能性(実施できるか確率/コストはどれくらいか)

    アクション:
    ・提案は2.3つ以上行う
    ・提案を行う際は、「とはいえ」を3回繰り返す

  • ペインを探し、提案をたてその主語となる矛先を考える
    現状とゴールのGAPを明確にして、埋めていくことが仕事をこなしていく上で大切だと学んだ。

  • ①ペインを探す。ペインを解決した先が最終的なゴールだから。

    ②目の前のタスクに問いかける。問いかけのある実行が仕事であり、問いかけのない実行は作業だから。

    ③3つの「とはいえ」を考えて、潰す。人は、やるべき1つの理由に対して3つのやらない理由を作るから。

  • 「内定者への手紙」シリーズ3作目。
    ビジネスにおいて不可欠なペインの解決について紹介した本。
    前作よりもさらに踏み込み、ペイン(顧客の問題)を解決するためにどのように質問・提案していくべきかが解説されている。

    顧客の問題解決は確かに非常に重要なことではあるが、紹介されている手法が回りくどく、あまり実用性がないように感じた。

  • なんかへんてこりんな名詞を使って説明するから読む気をなくす

  • 2021年、47冊目。

    「提案」について。
    そもそも、仕事の本質は「提案」と「実行」だよねというところから話は始まり、提案の本質を3STEPで解説してくれる本。

    提案がある:仕事
    提案がない:作業

    <STEP1:問いの立て方>
    (価値のある提案:重要&相手がまだ気が付いていないこと)

    「ペインを探す」
    └解決するのは誰のペインか?
    ⬇️
    「最大の問いを設定する」
    └目標と現状の差を埋める
    └提案先の一つ上の層も考慮する。
    ⬇️
    「細分化して解く」


    <STEP2:情報の刻み方>
    「情報を加工する」
    └具体化:数字、固有名詞を使い、より具体的に加工する
    └歴史化:時間軸の情報を加える
    └比喩化:身近で分かりやすい例えを加える
    └分岐化:情報そのものをパターンで分岐し、条件を加える
    (情報の解像度を上げ、付加価値を生み出す)


    <STEP3:提案の纏め方>
    「4段フォーマットでまとめる」
    └目的:なぜやるのか?目指すゴールは?
    └背景:目的のWhy so?+相手が抱えるペイン(事実+解釈)
    └提案:驚き+相手と相手の一つ上のペインを解決する具体策は?
    └詳細:スケジュール、予算、メンバーなどの詳細情報+やらない理由を潰しておく

  • 3STEP
    ①問いの立て方 ②情報の刻み方 ③提案のまとめ方

    普遍的な内容で読む価値がある。

    相手に合わせて③の構成を変えれば、誰にでも活用できるフレーム

  • 勉強になった。内容が濃い。

  • 多角的に物事を考えるための考え方が載っている。

    提案についての本質が描かれているのでとてもわかりやすくて面白い。
    社内での提案をする際にはこちらを気をつけるようにしたい。

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著者プロフィール

株式会社ワンキャリア取締役最高戦略責任者。作家。
1987年兵庫県生まれ。神戸大学卒。2010年博報堂入社。経営企画局・経理財務局で全社戦略に関わる業務を担当。13年退職後、米国・台湾留学。15年ボストン・コンサルティング・グループに就職。情報通信・公共セクター・総合商社等のコンサルティング業務を担当。16年ワンキャリアに参画。

「2023年 『マンガ 天才を殺す凡人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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