きみがくれたぬくもり 完全版【書き下ろしSS付き】【イラスト入り】 (花丸文庫) [Kindle]
- 白泉社 (2021年4月1日発売)
本棚登録 : 32人
感想 : 4件
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (231ページ)
感想・レビュー・書評
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不遇の受けは好きですか?(嫌いなら回れ右)
同じ施設育ちの
復讐者×被虐待者
私自身サバイバーなので不遇から助けられたり、この世から開放されたり、逆に愛情持って閉じ込められたりするフィクションが好きです。これは不遇から救出されるお話。
BL特有のご都合主義があり、上手く行きすぎてこれは幻覚では?と思ったりする場面もありましたが、優しいお話でした。
現実に戻ると内面が成長できず幼すぎる受けに対してのメンタルフォローが何もされないうちに良いようにされてしまうんですがこれはBL。ファンタジーですからね。現実に戻ったら負けです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
酷い環境で育って、くまのぬいぐるみを通してしか話せない主人公がとても健気でした。
伊勢原先生の丁寧な描写があるから、余計に心に染みます。
191ページでサクッと読めるページ数ですが、内容は濃厚でした。 -
子供の頃から虐待されて、クマのヌイグルミを通してしか話せない子(腹話術/クマという別人格が話す)と同じ施設に居て優しくしてくれたお兄さんのお話。
不憫受が読みたくて購入。まじで不憫。子供時代に幸せだった期間が短く引き取られた先でも虐待されてクマとおしゃべりする事で自分を守ってるという不憫な子でした。
最終的にハッピーエンドで途中も目を覆いたくなるほどの酷いことはないので良かったです。
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