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感想・レビュー・書評
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後悔しないように生きるって難しい。
後悔病棟(垣谷美雨)を読んだ直後に読んだので、医師ならではのリアリティを感じた。そんな覚悟をするのはいつだって難しいけど、誰しもそんなときがくる…。自分ならどう考えるか。その時ではどうしようもないを潰すために今を、最善を尽くしていきるしかない。それだけが正解、たぶん。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さらっと読めて、無理なく内容が入ってくる。
人の生き方の真髄のようなことをさも当たり前のように、世間話をするような気軽さで書いている感じ。
あまりにもサラリと読めてしまうので、もうすこし時間をおいて、年齢を重ねてから再度読んだら、もっと心に感じるものがあるのではないかと思わせる。
セカンドライフを迎える世代の方に「まだ人生これからだよ」と言っているような印象を受けた。 -
元気が出ない時、誰かのために何かできないか、悩む時に背中を押してくれる内容では、ある。あと1年で人生が終わるとしたら、今、何をするか。
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今を大事に生きていきたい
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人生の最後を多くみてきたホスピス医の筆者が、本当に大切なもののヒントを教えてくれる。
やりたいこと
死ぬ前に後悔することの1つは、やりたいことをやらなかったこと。
いつかやろう、と考えていてもあれこれ理由をつけて先延ばししてしまうものだ。
年を重ねていくと、どんどん重くなっていき結局やらない。
林修の「いつやるの?今でしょ!」これしかない。
成功はいらない
人生において成功しなければならない、と考えがち。
しかし死んでしまえば、すべて無になる。
ギャンブルがめちゃくちゃ好きならば別に成功しなくても、楽しければそれでいい。
楽しかった~!と言える人生なら別に成功は必要不可欠ではない。
大切な人
死を前にし寝たきりになると、自分で生活をすることや食事、家事など当たり前のことを大切に感じる。
一方で、今の現代人が抱えていることは実はどうでもいいことと感じるだろう。
本当に大切なものは何か、自分を知るべきだ。 -
この本を読んで、自分がそれまでいかに漠然と生きていたか認識した。
それまでは本当の意味で、死について考えたことはなかったと思う。
もしあと1年で、ではなく、もし明日人生が終わっても後悔しない生き方をするんだと、心に誓った。 -
p.2023/6/14
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あと一年で人生が終わるとしたら?
一人称の幸せには限界がある -
自分があと1年しか生きられないとリアルには想像できないが、著者の体験を通じた末期の患者さんの言葉を目にすると、考えさせられた。