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感想・レビュー・書評
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話そうとするときに言葉が出ない。つっかえる感覚でしょうか、まだよくわかっていない吃音という問題に悩む人々について、自身も同じ苦しみを持つ著者が取材された事柄から、その悩みや問題、苦しみといったものをリアルに説明されています。それが本人にとってどれだけ問題であり、苦しみであるのか。その悩みを持たない人間からは、なかなか想像がしにくい、軽く考えてしまいがちであること、実生活や仕事にどんな影響が出てくるものなのかということ。それを著者が伝えられるのは、周囲の理解があるのか無いのかによって、大きな影響があるからだと教えられます。コミュニケーションについて特に悩みの無い人間に対して、それが難しい場合に、どのように解決するのか、選択肢はたくさんあるはずなのにということに気付きを向けさせてくれるきっかけになると思います。
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