阿Q正伝 (まんがで読破) [Kindle]

  • Teamバンミカス
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  • 『藤野先生』『髪の話』『明日』『狂人日記』『阿Q正伝』収録。小説版未読。

    近代に向かう中国の病理を描いた作品群。今の日本にも当てはまるものがあるなという印象。

  • 昔からタイトルが気になっていました。清朝末期から中華民国初期の庶民の感覚がうまく描き出されていました。魯迅は、この本を庶民に読んでもらって鏡のように自分達を振り返ってもらうことを狙ったのか、医師を目指したのを中断して作家になった想いももっと深めたい。

  • 土地に根付いた思想や考え方は残酷かどうかさえ、中にいるときにはわからない。外から見てはじめて認識できるものである。それは国に限らず、家庭も会社も同じ。

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著者プロフィール

本名、周樹人。1881年、浙江省紹興生まれ。官僚の家柄であったが、21歳のとき日本へ留学したのち、革新思想に目覚め、清朝による異民族支配を一貫して批判。27歳で帰国し、教職の傍ら、鋭い現実認識と強い民衆愛に基づいた文筆活動を展開。1936年、上海で病死。被圧迫民族の生んだ思想・文学の最高峰としてあまねく評価を得ている。著書に、『狂人日記』『阿Q正伝』『故郷』など多数。

「2018年 『阿Q正伝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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