安楽死を遂げるまで (小学館文庫) [Kindle]

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  • 小学館
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感想・レビュー・書評

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  • 初読。kindle。ルポ形式だが、著者自身の安楽死に対する考えの疑問や揺れも含めながら、誠実に取材している。

  • 死の倫理的な内容のものの中ではかなり良い方

  • 数年ぶりに死生観を考える機会があり、右往左往してはみたけれど、語れるほどの持論はまだ持てていない。問いから逃げてる自分にも気づくし、一方、そういう点が出来てありがたくもある。

    > 答えは出ないが、考え方が多層になる。グラデーションになる。最終的な答えは、賛成・反対の二択かもしれないけれど、そこに至るまでの過程を複数にする。迷う、というのは、迷う道ができた、ということでもある。

  • 海外の様々な安楽死のケースを取材すればするほどに、安楽死が正しいか否かわからなくなっていく著者に自分の思考も重なる。欧米は人の死を割り切っている印象。最後の日本の章は読み応えあった。

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著者プロフィール

ジャーナリスト

「2020年 『ルポ 外国人ぎらい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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