本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第五部「女神の化身VI」 (TOブックスラノベ) [Kindle]
- TOブックス (2021年8月10日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (443ページ)
感想・レビュー・書評
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4.8
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領地に帰って、準備を進めるローゼマイン。たくさんの人の想いを受け取って、貴族としてどんどん成長してます。この先どうなっちゃうのか心配ですが、楽しみです。
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エルヴィーラお母様のシーンは涙が出ました。母親としては一歩引いていた気がするお母様の母としての強さ。こんな母親になりたいですよー。この巻はなんとなく家族とか側近とか、一年後を見据えて強く繋がる様な巻でした。
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書き下ろしはリーゼレータ視点とジルヴェスター視点。
いよいよ大詰め。 -
物語も終盤戦に入って来て、ラストの展開が徐々に見えてきたという感じの1巻でしたね。特に目立った大きな展開はないものの、一人一人のキャラクターの掘り下げをする中で、終盤に向けた各種布石をしているという感覚を受けました。
原作は読了済みですが、ここから怒濤の展開になるのに加えて、かなりスピード感も上がってくるので、個人的には若干食い足りなかったのも事実です。可能なら追加エピソードをきちんと加えつつ、丁寧に物語を紡いでいって欲しいな、と思います。 -
(2021/174)待ちに待った最新刊の27巻。ローゼマインが王族の養女となることが決まり、中央へと連れていきたい者たち、ついていきたいが事情が許さない者たちなど。それぞれが、それぞれの想いを胸に移住の準備やローゼマインからの引継ぎを始める。圧巻はエルヴィーラの大きさだろうなぁ。平民出のマインを自分の娘として成人させることを受け入れて以来、この人はまさに母親。上級貴族としての采配も常に見事。成人したトゥーリの婚約者はエピソードで明らかに。いつローゼマインが知ることになるかな?28巻は今冬か。待ち切れない。
(2022/160)王族の養女となるために1年後の中央移転が決まったローゼマイン。影響の大きさを鑑みて、最低限の関係者だけに情報が共有されつつ進む引継ぎや移動のための準備。貴族として生きることになって以来、ずっと支えてくれていたエルヴィーラの覚悟と度量の大きさに痺れる。単に恋愛話集めて回っているだけじゃない。中央騎士団や隣国の怪しい動きと利用されそうなディートリンデが、次の大きな事件に繋がる。