ミステリと言う勿れ(9) (フラワーコミックスα) [Kindle]

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  • 小学館
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  • 双子は実は三つ子で、そのことを隠すために三人が入れ替わりながら双子のふりをして暮らしていたというオチ。

    なんでそんなことをしていたか。一人が母の会社の不正経理をしていた男の殺人現場を目撃してしまい、そいつに殺されるかも、という恐れから。話としては面白いのだけれど、こう要約してみるとリアリティが…

    ところがこの話、ここで終わりじゃない。ガロたちは母親である鳩村一葉のカウンセラー・鳴子巽の身辺を探っている。整は奇妙な動きをしている男と公園で出会い、同じころ刑事・青砥の娘が誘拐される。青砥は犯人によって別の子供を誘拐するよう指示される。その背後には、昔青砥が手掛けた小児連続殺人事件の容疑者で結局無罪になった小諸が噛んでいるようなのだ。

    さすが、ベテラン田村由美、転んでもただでは起きぬ。

  • ものすごく倫理観を問われている感じ。

  • 親から引き継がれる傷は、チェーン(鎖)や毒親など海外から言われこの三つ子の話は機能不全に育った自分にはキツかったのですが、整くんの船で三つ子にかけた言葉は救われます。お母さんが自分の親子の鎖を自ら断ち切り自分の三つ子を守り続けて凄い愛情だと思いました。

  • アレキサンドライト…気づきそうで気づけない!
    冤罪事件のことが詳しく。巻末にドラマ化のお知らせ!

  • なるほどライカさんの言う前提が違うってこういうことだったのか。双子ちゃんの話はこの巻で解決。犯人の、何もかもうまくいったと安心してる時にまさかのどんでん返し。これは正直ざまみろと思った。

    やっとガロくん登場。この人たちが追っている精神科医のところでまさかのあの人が患者さんだったとか。これはいろんなところでいろんな人がつながっている話なので、通しで2回または3回読んだ方が整理できる上にさらなる伏線も見つかるかもでさらに楽しめるかもしれない。

    最後は誘拐の話。キーワードの1つに冤罪が入りそうな気もするが、まだ続きが読めてない。
    いつ出るんかな。まだまだ先のような気がする。ドラマが始まるのが先かなぁ。

  • 【Kindleにて購入】

    双子の謎が解けたかと思ったら、次は新しく誘拐事件が…!
    かなり気になる引きで、そのまま一気に次巻を読んでしまった…!

  • この巻を読んで、自分の子供(長男)を「お兄ちゃん」「〇〇くん」の両方の呼び方で呼びたくなった。

  • たまたま久能が遭遇した誘拐事件の身代金を運んでいるように見える男性
    その後,刑事の青砥の娘が誘拐され,青砥は久能を頼る
    何かで見たことある気がするのは気の所為かな?テレビか何かでこの話をみたのかもしれない.

  • 双子編の完結。
    からの、あのカウンセラーの胡散臭さ‥
    繋がっている、繋がっている‼︎
    そして、誘拐事件。
    ゾクゾクと背筋が冷たくなった。

  •  ep13、つづき——双子姉妹を見分ける方法。
     なんだかもう、ただただシッチャカメッチャカとしか言いようのない展開&謎解きだった(>_<)

     ep12.5——で、結局この双子姉妹の話も他すべての話と繋がっていたのだった、ってことが分かる。

     ep14——青砥刑事の娘が誘拐される。娘を返してほしくばよその子を誘拐してこい、との要求。思い余って整に相談する青砥。
     サスペンスフルで基本アイディアも面白い。
    (また言葉遊びオチになりさえしなければ)ひょっとしたらひょっとして久々の傑作エピソードになるかも知れない予感( ´ ▽ ` )ノ
    (以下続刊)
    2022/03/30
    #2934

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