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感想・レビュー・書評
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双子は実は三つ子で、そのことを隠すために三人が入れ替わりながら双子のふりをして暮らしていたというオチ。
なんでそんなことをしていたか。一人が母の会社の不正経理をしていた男の殺人現場を目撃してしまい、そいつに殺されるかも、という恐れから。話としては面白いのだけれど、こう要約してみるとリアリティが…
ところがこの話、ここで終わりじゃない。ガロたちは母親である鳩村一葉のカウンセラー・鳴子巽の身辺を探っている。整は奇妙な動きをしている男と公園で出会い、同じころ刑事・青砥の娘が誘拐される。青砥は犯人によって別の子供を誘拐するよう指示される。その背後には、昔青砥が手掛けた小児連続殺人事件の容疑者で結局無罪になった小諸が噛んでいるようなのだ。
さすが、ベテラン田村由美、転んでもただでは起きぬ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ものすごく倫理観を問われている感じ。
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親から引き継がれる傷は、チェーン(鎖)や毒親など海外から言われこの三つ子の話は機能不全に育った自分にはキツかったのですが、整くんの船で三つ子にかけた言葉は救われます。お母さんが自分の親子の鎖を自ら断ち切り自分の三つ子を守り続けて凄い愛情だと思いました。
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アレキサンドライト…気づきそうで気づけない!
冤罪事件のことが詳しく。巻末にドラマ化のお知らせ! -
なるほどライカさんの言う前提が違うってこういうことだったのか。双子ちゃんの話はこの巻で解決。犯人の、何もかもうまくいったと安心してる時にまさかのどんでん返し。これは正直ざまみろと思った。
やっとガロくん登場。この人たちが追っている精神科医のところでまさかのあの人が患者さんだったとか。これはいろんなところでいろんな人がつながっている話なので、通しで2回または3回読んだ方が整理できる上にさらなる伏線も見つかるかもでさらに楽しめるかもしれない。
最後は誘拐の話。キーワードの1つに冤罪が入りそうな気もするが、まだ続きが読めてない。
いつ出るんかな。まだまだ先のような気がする。ドラマが始まるのが先かなぁ。 -
この巻を読んで、自分の子供(長男)を「お兄ちゃん」「〇〇くん」の両方の呼び方で呼びたくなった。
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双子編の完結。
からの、あのカウンセラーの胡散臭さ‥
繋がっている、繋がっている‼︎
そして、誘拐事件。
ゾクゾクと背筋が冷たくなった。