不安と折り合いをつけて うまいこと老いる生き方 [Kindle]

著者 : 中村恒子 奥田弘美

• すばる舎 (2021年8月26日発売)

感想・レビュー・書評

[yoshio2018さんの感想 · 2021年11月24日]

92歳の精神科医と50代の精神科医の二人の対談。それぞれの人生の経験の話が貴重だ。「どうしたら、心安らかに、うまいこと老いる生き方ができるのか？」をテーマとしている。いつまでも若さに執着せず、潔く老いを認めていくことが大事。延命治療などせずに、老化の現象をありのまま認めていく方が、ゆったりと死んでいけるのではないか。等々とシニア世代には役に立つ話が載っている。

[yasuさんの感想 · 2021年11月22日]

長すぎる未来に対する不安から老いへの不安は大きくなっている。

老いを嫌な事と考えない、当然のこと。抗うと苦しくなる。
人生のわき役へ、見える風景が変わってくる
不老不死にこだわるなかれ

自分が期待しなければ期待もされない
目標や望みをすこしさげてみる
人間は孤独が普通。一人でゆったりする時間を
距離感が重要、近すぎるからぶつかる

自分を受け入れてくれる人がいたらラッキー位の気持ち
自分を責めすぎない
いまやるべきと思ったことを取り組む、１つ１つ目の前のことに真剣に取り組めば日は登る