労働組合とは何か (岩波新書) [Kindle]

著者 : 木下武男

• 岩波書店 (2021年3月19日発売)

感想・レビュー・書評

[boroemonさんの感想 · 2023年3月19日]

労働組合とはどういう組織化、海外での成り立ちから、それが日本でどのように変遷してきているのか、そして今、どういう労働組合が求められているのかが書かれている。

労働組合になじみがない方にとっては若干とっつきにくい内容かもしれないが、労働組合の成り立ちや日本の歴史を知る上では勉強になる一冊であると思う。

著者プロフィール

1944年、福岡県生まれ。現在、昭和女子大学大学院生活機構学科教授。
東京理科大学工学部・法政大学社会学部を卒業し、1975年、法政大学大学院社会学専攻修士課程修了。
法政大学などで非常勤講師をつとめ、1999年、鹿児島経済大学(現、鹿児島国際大学)教授。2003年から昭和女子大学福祉社会学部教授。

「2007年 『格差社会にいどむユニオン』 で使われていた紹介文から引用しています。」