8度目の人生、嫌われていたはずの王太子殿下の溺愛ルートにはまりました~お飾り側妃なのでどうぞお構いなく~ (ベリーズ文庫) [Kindle]

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  • スターツ出版
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  • 敵国の王太子✕人質王女。

    主人公は、17歳の政略結婚を言い渡される日から20歳くらいまでの人生を繰り返していた。
    平和同盟のために、敵国である大国の王太子の側妃となるのだが、王太子は敵国の王女など娶らず、戦争をして国を手にしてしまえばいいという考えの持ち主。これまでの7度の人生で、何度か嫁いだが、その度に殺された。7度目は正妃に毒を盛られた。
    結婚しない選択をした人生もあったが、すると戦争が起こる。そして結局死ぬ。

    8度目の人生。戦争が起きないよう政略結婚はする。侍女や護衛騎士を連れて行くと、殺されるきっかけとなってしまうから連れて行かない。でも独りは寂しいから、ペットの犬を連れて行くことにした。
    王太子にかかわらず、後宮で長生きすることを目指すが…。


    聖獣がいて、魔法のある世界です。

    ペットの犬は実は狼の聖獣で、ということが序盤に分かります(主人公にしてみれば、8度目の人生でやっと知った)。
    ループは聖獣がさせてました。

    7度の人生で肝がすわってきたのと、聖獣という強い味方と聖獣の加護を得て、主人公は強く前向きに。
    そんな主人公を見た王太子は、思っていた反応と違うと主人公を気にするようになり…って感じでした。

    後宮にただ放置するんじゃなくて、どうにか排除しよう、殺しててもいいっていう王太子なので、主人公に興味を持ち出したあたりはモヤモヤしました。そんな人が主人公と出会って変わったんだと分かっていてもちょっと。(王太子も殺そうとしたことを気にしていて、謝ります。)


  • 8回人生やり直してるとかループとかその辺りは置いておいて。
    ヒーローがただひたすら嫌い!
    戦争の停戦条件として小国の王女であるヒロインが人質同然で輿入れ。それを賊のふりして自国の騎士に殺させろうとするヒーロー王子。更に嫁いでこれなかったことを小国の責任として滅ぼしてしまおうと考えていたヒーロー王子。自国は他国を隷属させ、敗戦国から搾取することで豊かにすればいいという考えのヒーロー王子。これが戦争狂の病みヒーローならヒロインが更生させてくっつくもありだけど、ただ傲慢なだけ。一応サラッと最後まで読んだけども、どうしても納得いかない。好きになれない。若くないから受け入れられないのかなあ。
    ⭐️2理由は文章には問題なく、ヒーロー王子を除外すれば面白いお話だったので。
    ホント、ドルフが人型に変身してヒロインとくっついて、自国の守護バリバリ強くしてザマァしてしまえば良かったのに…。

  • 8度目の人生をやり直ししているヒロインが転生前の記憶を持ち、そこから学び成長していく様子が楽しかった。転生前の人生で自分に殺された事もあると聞かされた王太子が、覚悟を持って嫁いだヒロインに感動する場面が好きです。続きの巻があるけれどこれだけでも楽しめます。とても面白かったです。

  • 何度も人生やり直しもの。

    正直、ちょっと期待はずれ。
    イケメン伯爵の結婚事情が面白かった記憶が残ってて、だからもっと面白いんだろうと、期待してしまったからなのですが。
    作家買い限定でしか手を出さないことにしてるベリーズ文庫に手を出したほどのことはなかったな、という感じで。

    テンプレに沿って書かれた感じで、作者さまがあまりノって書いたものじゃないんだねーって感じです。
    全ての人物に感情移入できないので。
    ベリーズらしく、小中学生が読むちょっとしたラノベとしては、良いのではないでしょうか。

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