エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する [Kindle]

  • かんき出版
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感想・レビュー・書評

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  • ♡成果を出すには
    -適量を楽しみながら休憩も入れつつ毎日自動的に継続すること
    90分×3
    10-15分の休憩を挟みながらやる
    -優先度が高いことは午前中に片付ける
    -無駄な思考はシャットアウトして重要なことに集中できるように
    -知識と知識を繋げる

  • 努力は成果に比例しない。どのように頑張るかを考えるのではなく、どのように楽をして成果を上げるかを考える。リソースは限られている。信頼できる人と一緒に仕事を行う。

  • 頑張らな糸がほどけると人生はシンプルなのに、
    なかなかほどけない。だけど、ほどきたい人の本。

    努力を最小限にして成果を最大化。
    これだけ見るとただ効率化の本なんだけどさ。
    この考え方って、偏りがすごく少なくなるし、
    人としてバランス良いヘルシーな思考だと思う。

    努力=やりたくない事やしたくない事
    だと僕個人は思ってて、その先の目的の"ため"に
    避けて通れない未知の道。
    それをどう捉えるか次第で、同じ努力の時間は、
    ワクワクにも、ツラいものにもなる。
    どうせなら、ワクワクしていたいし。
    どうせなら、パッパッパって最短で進めたい。
    みたいワクワクの未来のゴールがある人で
    短期集中タイプの人には向いてる本。

    面白かった。ありがとうございました。

  • この本を一言で言うと「頑張り屋さんのあなたに一度は読んでほしい本」

    人一倍、時間や労力を惜しみくかけて何かを成してきてしまった人というのは、成功体験があるがゆえに、努力という力技であらゆる壁を乗り越える癖がついていると改めて思います。

    努力で成果をあげているからこそ、沢山の機会に恵まれる。
    けれど、自分のキャパシティを越えてしまうと、ここぞという時に、大きなミスをしてしまったり、心身が限界に近づいて自分の100%の実力を発揮できなかったりということに思い当たる人も多いのではないでしょうか。

    かく云う、私自身もそのような人間の一人だと自覚しています。
    だからこそ、この本書を読もうと思いました。

    読み終えた今、正直、期待値以上に得られたものが大きかったと感じています。
    ---(以降、ややネタバレを含みます)---

    特に目から鱗だったのは「そもそもかなりの無理をしないと実現できないことというのは、実現のための方法(やり方・手段)に問題がある」という指摘です。
    自分のやろうとしていることに対して、改めて「その目標を実現するために一番シンプルで簡単な方法は?」と問うことが重要であるということ。

    確かに「◯◯を得るには〜するべき」といった一般論やその業界の慣習を前提にして
    「〜すべき」という思い込みは誰にでもあると思われます。そういった前提や方法を画フォートレスに実現するために捉え直すーそのためのメソッドや考え方、また実例が多数掲載されているのが本書です。誰しも聞いたことのある名だたるグローバル企業の創業やグロースにおける実例からエフォートレス思考を学ぶことができます。

    努力を最小限にする、ということは、決して悪いことじゃないと教えてくれてました。これは私の実体験ですが、頑張りすぎている状態が自分自身にもたらす反動は、時に取り返しのつかない深傷となることがあります。そのような状態が常態化しないために、本書で学んだエフォートレスな精神と行動を生活に活かしていきます。

  • エッセンシャル思考の続編 しない美学を貫く
    ・わくわく出来るような募金の集め方
     お笑いを見ながら買い鼻を購入 1,500万ポンドを集める
    ・足りないものに目を向けると、今あるものが見えなくなる
     今あるものに目を向けると、足りないものが手に入る
    ・同僚の嫌な所は見方を代えればポジテイブに解釈出来る
     そして長所を褒めると同僚は以前よりポジテイブになる
     やがて親友に
    ・睡眠が7時間以内の人は、心臓病・喘息・関節炎・鬱・糖尿病になり易い 肥満のリスクは8倍!
    ・誰かがそばにいてくれるだけで、人は幸せになれる
    ・判断では無く、傾聴を
    ・あるポイントを超えると、努力は成果に結びつかなくなる むしろパフォーマンスが落ちる
    ・明確なゴールの無いPJTは、決して完成しない
     いつまでも微修正を繰り返すか、途中で挫折するか
    ・アジャイルソフトウエア開発宣言
     やらない事を最大限に増やす
    ・人は自分が与えたものを得る事が出来る
    ・読書から得られる効果
     リンデイ効果 古い本は生き残っている 古典の魅力
     吸収する為に読む 人に語る
     エッセンスを抜き出す 1ページに纏める
    ・新型コロナマスク製造 ユタ州 プロジェクト・プロテクト マスクの作り方を人に教え、教えられた人がさらに別の人に教える 5週間で500万枚のマスクを作り終えた
    ・家族が集まった時にスライドで先祖の思いを語り合う
     共有すると家族の絆が深まる

  • 疲れても、ひたすら頑張り続ける現代人。だが実は、もっと楽に成果を得られる道がある。無駄な努力をなくして成果を最大にする、「エフォートレス思考」を紹介する書籍。

    エフォートレス思考とは、頑張らないのに結果を出すアプローチのこと。これは、「エフォートレスな精神」「エフォートレスな行動」「エフォートレスのしくみ化」の3つのステップからなる。

    エフォートレスな精神とは、心身の重荷がなく、頭がすっきりした状態をいう。こうした精神を身につける方法として、例えば次のようなものがある。
    ・「どうすればもっと楽になるだろう?」と考える。
    ・嫌なことを我慢するより、楽しくできるやり方を探す。
    ・「1つ不満を言ったら、1つ感謝すべきことを見つける」習慣をつくる。こうして、不満ではなく感謝に注意を向ける。

    エフォートレスな行動とは、より少ない努力でより大きな成果を出すこと。具体的には、例えば次のような行動である。
    ・明確で具体的な「最初の一歩」を決め、身軽に踏みだす。
    ・「今」という小さな時間の重要性を認識する。無意味な時間の使い方をしない。
    ・仕事の上限を決め、無理のないペースで進める。

    上記のような精神を身につけ、行動を取れるようになったら、エフォートレスをしくみ化する。そのポイントは、少ない努力で、望む結果が繰り返し得られるようにすることだ。
    ・普遍的な「原理原則」を学び、広範な問題に応用する。
    ・チェックリストをつくるなど、複雑な作業でも脳に負担をかけずに済むやり方を探す。
    ・大きな決断を1つ下し、その後の決断の負担を減らす。

  • 仕組み化して物事を簡単にする!

  • エフォートレスな思考、行動、仕組みについて
     思考
      どうすれば簡単にできるか考える
      大変なことは楽しいこととセットにする
       すぐに得られるフィードバック
      怒りを引きずらない
       自分の認知負荷を高めない
       ネガティブなことにはポジティブなことを付け加えて認知する
        今あるものを認識して不足を正しく把握する
      適度な休息、睡眠
       あえて何もしない
       深い眠り
       適切な昼寝
      マインドフルネス
       今この瞬間に注目
      傾聴
       判断するのではなく聞く
     行動
      ゴールを明確にイメージ
       1分間でゴールをイメージ
        完了の条件を明確に
       1日の完了リスト
      小さく始める
       やるべきことを分解
       MVPから着手
      ゴールのための最小限のステップを意識
       不要なステップは何か
      始めは完璧を目指さない
       くだらないことでもとりあえず書き出す
       失敗を繰り返せる状況を作る
        許容できる失敗の規模
       失敗から学ぶ
        経験
      持続可能なペースで進める
       x以上y未満というシンプルな指標
     仕組み
      学ぶ
       基本、原則、原理を学ぶ
        学んだことの共通項から原理を導く
         応用する
          セマンティック・ツリーとして知識をとらえる
           関連、連想、組み合わせ
           分野を超えたアイディアの結びつき
       読書
        古典を読む(息の長い本は価値がある)
        吸収するために読む
         実行を意識する
         todoリスト
        エッセンスを抜き出す
       誰もやらないことをやる
        自分だけしか知らないことに価値がある
      教える
       広範囲な影響
        教え方を教える
       シンプルに伝える
        ストーリー
        メッセージは分かりやすく誤解されにくく
       教えることで学ぶ 
      自動化する
       重要な行動を自動化する
        記憶に負荷をかけない方法
         チェックリスト
         タスク管理ツール
        大きな決断で将来の決断を減らす
        必要なものはハイテク、不要なものはローテク
         不要なものは手間がかかっても良い
      信頼を作る
       信頼度の高い構造
        期待値が明確
        目標が共有されている
        役割が明確
        ルールと基準が明示
        優先順位が明確
        一貫したインセンティブと報酬
       信頼度の高い契約
        結果
         どのような結果を望んでいるか
        役割
         誰が何をするか
        ルール
         最低限達成すべき基準は何か
        リソース
         どのようなリソースが必要で、利用可能か
          人、金、ツール
        評価
         進捗をどのように評価し、報酬につなげるか
       誠実さ、知性、自発性を備えた人を雇う
      問題を防ぐ
       問いかけ
        自分を何度もイライラさせるものは?
        放置した場合のコストは?
        解決するための数分でできる手順は?
       小さな仮定を検証しつつ進める

  • 同じ成果を出すなら努力を減らして楽して成果を出すのが良い。ものを減らし、単純化し、根本的なことを学ぶことが大事。ペースを保てっていう視点が斬新だった。

  • 頑張りすぎな人へ、もっと楽に考えようよって話。

    これを読んだからって何かが革命的に変わる訳では無いと思うけど、考え方は為になるし面白い。
    読んで損は無いと思います。

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著者プロフィール

◎――McKeown Inc. のCEO。アドビ、アップル、グーグル、フェイスブック、ピクサー、セールスフォース・ドットコム、シマンテック、ツイッター、VMWare、ヤフーなど名だたる企業のコンサルティングをおこなう。著書『エッセンシャル思考』は全米ベストセラーとなり、ニューヨーク・タイムズ紙やファスト・カンパニー誌、フォーチュン誌などで取り上げられたほか、NPRやNBCなどの有名メディアでインタビューを受けた。ハーバード・ビジネス・レビューやリンクトインに人気ブログを寄稿し、ポッドキャスターとしても人気が高い。世界経済フォーラムの「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選出された。

「2021年 『エフォートレス思考』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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