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感想・レビュー・書評
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訳が古く苦戦し、別の訳へ切り替えた。
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風姿花伝(岩波文庫)
図書館で借用。室町中期(1400年頃)に能楽士世阿弥の口伝を記したした申楽(能楽)の技術、心得書。
初めて全部読みました。
古文のような書きぶりでスラスラとは読めませんでしたが、内容はとても面白く、「年来稽古條々」のあたりは、各年頃で共感するところも多く、昔も今も変わらないなとニヤニヤしてしまいました。直面の申楽は年寄りては見られぬものなり。…何としても外目花なし。
です(笑)
「物學條々」は人生訓。
何事をも、残さず、よく似せんが本意なり。しかれども、また、事によりて、濃き、淡きを知るべし。…このあてがひを、よくよく心得べし。
いつも思う事ですが、何事もバランスが大事ですね。
この作品全般にあるテーマ「花」は今回はあまり刺さらなかったんで、まだ時期尚早だったのかな。また機会があれば読み返したいと思います。
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