アリスが語らないことは (創元推理文庫) [Kindle]

  • 東京創元社
3.50
  • (3)
  • (8)
  • (11)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 68
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (401ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 完全なネタバレ

    とてつもない衝撃とあったので期待して読んだ。
    確かに衝撃的ではあったけれど
    少々気持ち悪く、受け入れ難かった。

    イーディスの夫であり継父のジェイクxアリス
    ビルxアリス
    アリスx彼女と結婚したビルの息子ハリー
    ビルxグレイス

    この4組の年配のほうの性的嗜好の物語。
    ジェイクがジョンとしてビルの仕事を
    手伝っていたのには驚いた。
    そしてジェイクとアリスがそれぞれ
    同じような目的で結婚した事にも驚いた。

    ハリーにビルの遺伝子が受け継がれていませんように。

  • 現在と過去を行き来しながら進んでいく2部構成で描かれている。
    今まで読んだ小説の中には、せっかく現在の部が面白いのに、過去の部になると中だるみしてしまう作品もあったので、正直なところ「また中だるみするのでは」という不安もあった。
    けれども本書ではそんな心配は全く無用で、むしろ現在と過去を行き来することが、物語をさらに面白くしているように感じた。
    「ミステリにとてつもない衝撃を求める、あなたへ」
    このキャッチコピーのとおり、最後の最後まで予測がつかなくて面白かった。

  • ラストへ向かう衝撃自体は大きくないのだけれど、少しずつ積み重なる違和感が不気味で心地よい。そっちに行くなよ、行くなよ、と思っているのに気がつかないうちに吸い寄せられている感じ。
    「All the Beautiful Lies」に対する邦題「アリスが語らないことは」は結構好き。

  • 途中で犯人とその正体と動機がわかってしまって、がっかりだった

  • 2022/03/06

全5件中 1 - 5件を表示

ピーター・スワンソンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×