「させていただく」の使い方 日本語と敬語のゆくえ (角川新書) [Kindle]
- KADOKAWA (2022年1月8日発売)
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感想 : 8件
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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (194ページ)
感想・レビュー・書評
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ふむ
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坂道系アイドルの「このたび卒業させて頂きました」に違和感を覚える2023年。
あと10年ぐらい経ったら、この違和感も雲散霧消させて頂くことにならさせて頂かざるを得ない、かも。
敬意漸減はSNS含めた言論空間の民主化や低俗化とも呼応してるんじゃないのか。とかくこの世はテキストに溢れすぎている。 -
「言葉は時代と共に意味も変わっていく」
上記の一言で
「させて頂く」に関して話が終わってしまうものを、
200ページ近くに渡り
データを用いながら記されてた。
凄い。
他の言葉で気になっているのは
「全然美味しい」の『全然』かなー。
途中途中読み辛かった。 -
それとなく日常生活で関心をいだいていた「させていただく」の一語に一貫して
今昔のデータ群を活かした言語研究のあり方(対象の扱い方)が門外漢にも一端を知ることが出来たように思う。
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