呪い刻むは我にあり (1) [Kindle]

著者 : 日高トラ子

• マンガボックス (2023年6月20日発売)

感想・レビュー・書評

[zerotester21さんの感想 · 2023年5月11日]

　タダ読み( ´ ▽ ` )ﾉ

　金を払えば憎い相手を徹底的に懲らしめてくれる生き神様（呪禁師）の物語。

①自分の母と交際してる担任をぶっ殺したいマザコン高校生——この話、以前どっかで読んだ記憶があるな？　他のマンガの巻末おまけか何かだったのかな？
②クズ男に娘をオモチャにされた３人の父親たち——サスペンスフルでミステリタッチなストーリー展開。

　てわけでオカルト版必殺といった感じの連作集。
　無愛想少年と無能なおっさん、その腹に乗っかってる軽薄なハラグチさんという主人公トリオのキャラが面白い( ´ ▽ ` )ﾉ
　本編を読んだだけでは少々分かりづらかった呪禁師設定も、巻末おまけで懇切丁寧に解説されていたのでとてもありがたかった( ´ ▽ ` )ﾉ
　絵もきれいでとても見やすい( ´ ▽ ` )ﾉ
　もうちょっと人気があって然るべき快作( ´ ▽ ` )ﾉ
2023/05/11
#4177

著者プロフィール

日高トラ子：漫画家を志して九州から上京後、１９歳で新人賞受賞、２０代で読み切り掲載、連載、単行本出版と夢を叶えて３０代で「漫画家」として定着する。著作：『たわら猫とまちがい人生』（全7巻。講談社から3巻まで書籍刊行）、『三角的恋愛の饗宴』（全4巻）、『天才子役、誘拐される』（全5巻）、『東京おんな一人飯』（全1巻。KADOKAWAから書籍刊行）。

「2023年 『呪い刻むは我にあり』 で使われていた紹介文から引用しています。」