内定者への手紙(5)ー仕事ができる人になるための、ショートカットを目指す30問ー : その質問はGiveになる (SHOWS books) [Kindle]

著者 :
制作 : D.Nakamura 
  • 2022年1月25日発売
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感想・レビュー・書評

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  • 北野唯我さんの著書は多く拝読しております。
    中間管理職の身である私は読みやすくストンと落ちます。
    ほんとに今の若い人にハマるだろうかと思うところはありますが、私は著書の思考に近いと改めて感じました。

    例えば、信頼を得る方法は「忠誠心+スピード」
    ①Noと言わず信じてやってみる
    ②すぐやる、すぐ出す、すぐ答える
    激しく同意。

    私はとやかく細かいことは言わないですが、本当に助けてほしい時は声をあげるタイプです。
    それを分かってくれてて、レスポンスが早い方を頼りにします。
    そうじゃない人は
    勘が鈍い、感度が低い、自分優先など色々都合はあるのでしょうが、仕事を頼まれる喜びを感じる私とは合わないのですよ。
    きっと、こういう考え方は古いのだと思いますが。

    他にも気付き多数です。

  • 勉強になった。一番参考になったのは、同僚の意識の低さみたいなのにイラッとする時の考え方。自分もこれからだなと謙虚になった。

  • -学び-
    ・仕事ができる人とはどういう人なのか
    ┗自分から腹落ちした目標を達成できる人

    ・突発的な業務への対処法
    ┗1. バッファを予定に入れておくこと
    ┗2. 自分なりの絶対ルールに基づき優先順位を整理し直すこと
    ┗3. 必ず上司に〆切、優先順位を確認すること

    ・目標を立てるコツ
    ┗1. 大きな目的との整合性はとれているか
    ┗2. 他の目標と矛盾していないか
    ┗3. その目標以外で、大きな目的を達成・実現できる方法はないか

    ・メンターの役割
    ┗1. 大事なタイミングで意見をくれ、サポートしてくれる
    ┗2. 尊敬できる部分が多く、話したり見たりしているとポジティブなエネルギーが湧く
    ┗3. 暗黙知を言語化するために、質問や問いかけをしてくれる

    ・強み
    ┗なぜか周りに良く褒められるもの
    ┗仮に誰かに反対されても、バカにされてもずっと続けられること
    ┗業務時間外にそのことをずっと考えていても苦にならないこと
    ┗目の前に苦難があっても、その先の成功イメージを考えると手を動かしてしまうこと

    自己投資を意味のあるものにするために
    ┗1. 1円でもいいので、利益アップにつながるにはどうすればいいかを考えること
    →明日使えるという基準で、アクションを考える
    ┗2. 少しでもコストカット。業務スピードアップに繋がるにはどうすればいいかを考えること

    スピードの幅(あえて業務のスピードを落とす)を意識すべき仕事
    ┗人を育てること
     ┗まずは自分でやる(個別化)
     ┗うまくやる仕組みを見つける(体系化)
     ┗うまくいく方法を隣で見せる(浸透化)
     ┗実際にその方法でできるかどうかを隣で見守る(実装確認)
    ┗競合優位になり得るような価値の源泉を生み出すこと

    企画のつくりかた
    ┗目的を明確にする
    ┗目的を意識しながらコンセプトを1行で(とりあえずアイデアの量を出す)
    ┗選んだコンセプトが目的にヒットしそうかバックチェック
    ┗コンセプトの詳細を100-300文字で補足する
    ┗ヒットするKPIを明確にする
    ┗世の中に似たような事例があるか参考にする
    ┗予算とスケジュールを決める
    ┗最初にやることをリストにする

    企画書への落とし込み方
    ┗数行のテキストでサマリを作る
    ┗pptのスライドに流れだけを反映したものを用意
    ┗自分で作る箇所とメンバーに作成を依頼する箇所を分け、分担して作成
    ┗分担して作成したものを合わせる

    ご機嫌であることが重要な理由
    ┗ダブルバインド(言ってることとやってることが違う)を防ぐため

    -todo-
    ・タスク整理における自分なりの絶対ルールを定める
    ・自身の強みのリストアップ
    ・メンターの役割としてできていること、できていないことを整理、できていないことに対してどうすればできるかを考える

  • 2022年、16冊目。

    目的:北野唯我さんの内定者への手紙シリーズ

    内定者への手紙シリーズ4までの質問に対して、
    北野さんが回答していく方式。

    本書の質問の内容自体、質が高く、成長欲が高い人間ばかりで、それだけで刺激的だった。
    北野さんが、この本を通じて伝えたかったコンセプトである「質問する行為自体が、Give」がこの本を通じて理解することができた。

    質問することは恥ずかしいことではない。
    質問することで自分だけではなく、周りの成長を促すことができる。
    なので、これからもどんな時でも「なぜ?」を問い続けようと思う。

  • 内定者の手紙シリーズの総まとめとして読んでも良いし、Tips集みたいな感覚でここから読んでもいいかもしれません。

    内定者の手紙を読んで実践した人からしか生まれない、的を得た質問ばかり。質問の仕方をとっても「質問力」のない私には学びになりました。

    あと、章末のまとめもかなり有益。スクショ取ってPCのメモに貼っておいてます。

    私に刺さった箇所は、「仕事のスピードの幅を持つ」の解説。新人の時は全速力でも、シニアや教育する立場になれば中速・低速にスピードを緩めるという意識が必要。自分も上司や先輩にそうやって手を止めながら教えてもらっていたと思うと、胸が熱くなりました。


    それにしても、シリーズを読んだ読者からの質問に回答するって方法、分冊で出すのってこういうメリットもあるんですね。改めてシリーズを読み返したいと思いました。

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著者プロフィール

株式会社ワンキャリア取締役最高戦略責任者。作家。
1987年兵庫県生まれ。神戸大学卒。2010年博報堂入社。経営企画局・経理財務局で全社戦略に関わる業務を担当。13年退職後、米国・台湾留学。15年ボストン・コンサルティング・グループに就職。情報通信・公共セクター・総合商社等のコンサルティング業務を担当。16年ワンキャリアに参画。

「2023年 『マンガ 天才を殺す凡人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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