- Amazon.co.jp ・電子書籍 (217ページ)
感想・レビュー・書評
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芸とは何ぞやという答えを持っているから何年もやっていけるんだろうな。
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芸人ビートたけしの修行時代の私小説。あまりにも有名なあの歌と同じタイトル。
劇団ひとり監督のネットフリックスのオリジナル映画を観た後に読了。いやぁ、昭和だなぁって感じ。淡々としている文章なので単純におもしろいって感じはしませんが昔の芸人を理解するのには良い気がします。映画とどっちがおすすめかって言われると映画になってしまいますけどね -
映画「浅草キッド」を鑑賞後、原作を購入した。映画ではかなりグッとくるものがあり、ここまで偉大な人物を作り上げた歴史に興味を持った。師弟関係、時には親以上に信頼し、子を想うように愛をもった関係性に胸が締め付けられた。天才ビートたけしの誕生は、偶然かそれとも必然か。この一冊を読めば答えが出るかも知れない。読み終わった後も喪失感が強く残った。芸人の世界が舞台となった作品を見ることが増えたが、どの時代でも芸人の世界はみっともなくて暑苦しくて、それでもって格好いいと思った。
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ビートたけしの生い立ちをよく知らないなぁと思い、読んでみることにしたが、途中あまりにも下品なので読むのをやめた。
事実、当時の娯楽は記述の通りだったのかもしれない。
そうだとしても、時間を割いて読む価値を見出せず離脱。
彼の芸風、言葉遣いや道化はここで生まれたんだなぁということは分かった。
また、いつか読む気がしたら読むかなあ -
北野武のことを何も知らず生きてきたことを軽く後悔。時代を席巻してきたお笑いブームの元祖、神様みたいな北野武がどう成長してきたのかがわかる。
昭和の時代と浅草の粋な空気が文章越しに見える。