浅草キッド (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 芸とは何ぞやという答えを持っているから何年もやっていけるんだろうな。

  • 芸人ビートたけしの修行時代の私小説。あまりにも有名なあの歌と同じタイトル。

    劇団ひとり監督のネットフリックスのオリジナル映画を観た後に読了。いやぁ、昭和だなぁって感じ。淡々としている文章なので単純におもしろいって感じはしませんが昔の芸人を理解するのには良い気がします。映画とどっちがおすすめかって言われると映画になってしまいますけどね

  • 映画「浅草キッド」を鑑賞後、原作を購入した。映画ではかなりグッとくるものがあり、ここまで偉大な人物を作り上げた歴史に興味を持った。師弟関係、時には親以上に信頼し、子を想うように愛をもった関係性に胸が締め付けられた。天才ビートたけしの誕生は、偶然かそれとも必然か。この一冊を読めば答えが出るかも知れない。読み終わった後も喪失感が強く残った。芸人の世界が舞台となった作品を見ることが増えたが、どの時代でも芸人の世界はみっともなくて暑苦しくて、それでもって格好いいと思った。

  • ビートたけしの生い立ちをよく知らないなぁと思い、読んでみることにしたが、途中あまりにも下品なので読むのをやめた。
    事実、当時の娯楽は記述の通りだったのかもしれない。
    そうだとしても、時間を割いて読む価値を見出せず離脱。

    彼の芸風、言葉遣いや道化はここで生まれたんだなぁということは分かった。

    また、いつか読む気がしたら読むかなあ

  • 北野武のことを何も知らず生きてきたことを軽く後悔。時代を席巻してきたお笑いブームの元祖、神様みたいな北野武がどう成長してきたのかがわかる。

    昭和の時代と浅草の粋な空気が文章越しに見える。

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著者プロフィール

1947年東京都足立区生まれ。浅草フランス座で芸人としてデビュー後、1972年に漫才コンビ「ツービート」を結成、人間の「建前と本音」「理想と現実」との落差を舌鋒鋭く突きまくる芸風で漫才ブームの牽引役となる。テレビに進出後、『オレたちひょうきん族』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などの人気番組を次々と手掛ける。映画監督としても『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HANA-BI』などの話題作を多数世に送り出す。2016年にレジオン・ドヌール勲章、2018年には旭日小綬章を受章。近年は小説執筆にも力を入れている。著書に『弔辞』(講談社)、『不良』(集英社)、『浅草迄』(河出書房新社)など。

「2022年 『浅草キッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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