- Amazon.co.jp ・電子書籍 (438ページ)
感想・レビュー・書評
-
自動販売機を蹴っていたところ逮捕されたスズキタゴサク
掴みどころのないスズキタゴサクの取り調べを始めると爆弾犯を示唆する発言が出始め刑事とスズキとの戦いが始まる。
スズキタゴサクは偽悪的でありながら人の偽善を突き刺すようなはつげん詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
このミス1位の作品だったので期待値が高かった。序盤は軽快に読み進めたが、だんだんと疲れてきてしまい読む手が失速してしまった。なぜだろう。そうなると登場人物の多さにもついていけなくなってしまいスズキタゴサクにも惹かれなくなってしまい…
結末は、そうだったんですね、と飲み込んだ感じで意外性はなかったのかも。 -
本当に起きたらとんでもない事件!一気に読み進めてしまった!
作中に、まあいいや、が、もういいやに変わるという記述がある。
なんというか、某国で起きている事象も、一個人のこういう気持ちの変化で発生したのかも知れないなと思ってしまった。
-
爆弾事件を超能力で予言する容疑者タゴサク。彼の出すクイズには全くついていけなかった!でも、そのクイズの出来・不出来自体がこの爆弾事件の全貌を解明する鍵となっているとは、流石でした!
そもそもタゴサクは本当に爆弾事件の犯人なのか?警察は爆弾から被害者を出さずに事件を解決できる?タイムリミットまでにクイズを解ける?間に合うの?と読んでいるこちらもどきどきと息つく暇もありません。ページを捲くる手が止まりませんでした。
現場で奔走する警察たち、取り調べ室での飄々としたタゴサクとのやり取り。ドラマとか映画を見ているような場面転換で頭に映像が浮かび、それがまた没入感につながります。
また、警察官たちの中でも、自分の異常性(というのかな?)を見ないふりしたり、それと付き合ったりしながら仕事をしている人たちが描かれていて、「人々を守るため!」という責任感だけで動いている人たちではないんだなぁ、と人間味を感じました。 -
後半のスピード感は楽しめた。
-
さすが、このミス1位!
このミステリーのカテゴリーはなんなんでしょう?自分の内面が抉られるような不快感が続くけれど、読み終わるまでがあっという間でした。 -
この三連休でやっと本読む時間が取れました。
毎年、このミスのランキングが発表になると、読んでない本で当たりをつけて読むのだけど、今回は、1位の爆弾と、4位の方舟。
両方ともとても面白く、このランキングは妥当と思います。多少疑問に思うところはあるのだけど、娯楽作品として充分楽しめるので、おすすめです。心に残るかと言うとそれは別問題ですが。
爆弾はなかなか感情移入しづらい物語だったけど、スケールも大きく、タイトルでもある爆弾がすごく活躍する。それにしても翻弄される取調べ側がなかなか情けなくて、こういう作品はあまりなかったのではないかな。