祝祭の子 [Kindle]

著者 :
  • 双葉社
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感想・レビュー・書評

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  • この前にかなり軽く読み進められる本を読んでいたので、かなり重い内容に感じてなかなか読み進められないかった(面白いのに)。
    石黒はなぜそこまで狂ってしまったのだろう。どこかで立ち止まれなかったのか。小さいものや大きいものが少しずつ積み上がって、どこかで決定的に壊れてしまう光景をずっと突きつけられて続けていた気持ち。

    どうやって最後のシーンにたどり着いたのか。
    現実だったのか夢だったのかよく似た他人なのか。

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著者プロフィール

小説家。1980年、東京都生まれ。第36回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、2016年に『虹を待つ彼女』(KADOKAWA)でデビュー。2022年には、のちに『五つの季節に探偵は』(KADOKAWA)に収録された「スケーターズ・ワルツ」で第75回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞した。このほか著作に、『少女は夜を綴らない』(KADOKAWA)、『電気じかけのクジラは歌う』(講談社)などがある。

「2023年 『世界の終わりのためのミステリ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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