最強リーダーの「話す力」誰から見てもリーダーらしく見える「話し方」の秘密 [Kindle]

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  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想・レビュー・書評

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  • 話している途中、聞き手からの注目を何回感じることができるか。 それが相手に話が刺さっ ているかどうかの指標になる。

    まさにその通りだと思う。話の内容を自分ごととして聞いてもらうために、相手の立場になって相手の目線で話すことができるか。
    そのために例え話を可視化させたいと思う

    相手が思う恩や誇り、怒りを上手く刺激することが出来れば、注文はより集まる。

  • リーダーてして知っておく事や身につけることが望ましいとされる内容の本だった。ポイントが散りばめられているので、それを取り入れて実行し身につけていくには時間も要するものだと理解した。

  • 話し方は3階層

    セルフパペッドを作る、憧れの人を更新していく

  • 話し方に3階層がある、というのは新鮮な考え方だった。本書のターゲットは第三階層。

    ・第一階層:好感を獲得する
    ・第二階層:わかりやすく伝える
    ・第三階層:影響力を持つ

    本書でのリーダーとは人前でスピーチをするようなエグゼクティブレベルが想定されていた。チームリーダーのコミュニケーション手法、的なモノを勝手に期待していたのでちょっと思っていたのとは違かった。

    ・リーダーの話し方は「これだけ」やればいい
    ・注目を集める
    ・高揚感を高める
    ・信頼感を与える
    ・基準を示す
    ・器の大きさを見せる

  • スピーチの章は飛ばす
    【目的】
    リーダーとしての話し方を知り、チームの生産性を上げる
    【まとめ(1P)】
    「セルフ・パペット」にリーダーとして話させる
    【ポイント(What)】
    ・リーダーとしての話し方は、一般的なコミュニケーションと階層が違う
    ・能力不足でも、セルフパペットにリーダーとしての意見を言わせる
    ・リーダーが「基準」を示すからこそ、部下は自立的に動ける
    【アウトプット(How)】
    ・服装、しゃべり方を統一し、一貫したセルフパペットをつくる
    ・基準を堅苦しく感じる世代もいるので、日常会話の中で問いかけとして繰り返し言う
    ・松下幸之助「20%の厳しさと80のやさしさ(寛容さ)のバランスが理想」
    ※OneNote「話す」

    【その他】
    ・リーダーはビジネスアスリート

  • リーダーとして影響を与えるための話し方
    意識できることが多い

  • 目次がすべてを物語る。
    影響力を持つための5つのスキルが2章から順に説明されている。
    しかし私がそれ以上になるほどと思ったのは、
    「セルフ・パペット」というキーワード。
    自分の操り人形。
    まだ中身は伴ってないかもしれないけれど、自分をリーダーとして演出する。
    意識して話しているうちに本物になっていく。
    生まれつきのリーダーもなかに入るかもしれないが、たいていは努力の人。
    誰でもなりたい自分になれる。リーダーとして、人に影響を与えることができる。

    でも足音に始まり、抑揚、間、お辞儀の仕方、アクションの仕方等々、
    結構細部にわたって意識する必要があることが書かれている。
    逆の立場、つまり聴く立場として頷けるんだから、やるしかない、ということだ。
    意識したい。

    そう思わせる良書。
    第1章 リーダーの話し方は「これだけ」やればいい
    第2章 注目を集める
    第3章 高揚感を高める
    第4章 信頼感を与える
    第5章 基準を示す
    第6章 器の大きさを見せる

  • リーダーになり公の場で話す機会が増えた。相手の心を掴むための話す力ってこんなところまで配慮が必要なんだと。
    兎にも角にもリーダーとしてブレない価値判断の基準を持つ事だと。

  • リーダーとはできる人を装う必要があるということだと思った。自分自身は気持ちに素直なため、リーダーとしての立ち振る舞いを学ぶ必要があると感じた。リーダーに限らず、社会性を身につけることとは相手が求めている人物像にいかに近づけるかが重要であると思った。

  • リーダーが話す時に注意すべきことのポイントをまとめた一冊。このように限定した話し方の本はあまりなく、参考になります。

    ---
    はじめに
    3つの話す力
    1.好感を獲得する(一般向け)
    2.分かりやすく伝える(ビジネスパーソン向け)
    3.影響力を持つ(リーダー向け)

    第1章 リーダーの話し方はこれだけやればいい
    第3階層の話し方には5つのスキルが必要
    リーダーの話し方には客観性に基づいた戦略的な演出が必須=セルフ・パペットを使いこなす
    なりたいリーダー像を言語化する
    なりたいリーダー像のモデルになる人を真似る
    何を話すかどう話すかが重要なポイント
    本物になるまでフリをし続ける

    第2章 注目を集める
    1.登場を制する
    姿勢、靴音、アイコンタクト
    2.瞬きせずに名乗る
    視線は一文・一方向
    3.レトリカルクエスチョン
    答えを求めない問い
    4.沈黙する
    意識的にわざと黙る
    5.キーフレーズを刻み込む
    13文字でキーフレーズを作り繰り返し伝える

    第3章 高揚感を高める
    部分的に感情的な自分を演じる
    対極をうたい、スケールの大きな目標へ
    恩・誇り・怒りを思い出させる
    話し方を変化させる(速度・トーン)
    スピーチ動画で学ぶ

    第4章 信頼感を与える
    事前分析3P2Mが重要
    People 聞き手の属性・人数・タイプを知る
    ブリッジングで相手の状況を確認
    Purpose 目的を明確にする
    Place 場所・設備・状況の事前確認
    Merit 三方良しになっているか
    Main Message PREP+LP
    Passion、Let's、Please
    表現マネジメント ジェスチャー、見た目

    第5章 基準を示す
    判断基準を明確に示す
    能動態で語る(主語を自分・自分達に)
    言い切る、定義する、約束する

    第6章 器の大きさを見せる
    こわあたたかさが大事

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著者プロフィール

国立大学法人長崎大学准教授。スピーチコンサルタント。専門は、心理学、スピーチ、コミュニケーション論。NHKでのキャスター歴17年。おもにニュース報道番組を担当し、番組視聴率20%超えを記録。NHK在局中から心理学の見地からスピーチ研究に取り組み博士号取得。政治家の選挙演説対策、大手企業の株主総会対策、役員候補者研修などエグゼクティブからビジネスパーソン、学生まで幅広い層に指導を続けている話し方・表情・動作のトータルな指導に定評があり、過去の受講者にはプロの話し手も多数。クライアントには、大手企業、著名人が名を連ね、全国から研修・講演依頼が相次いでいる。著書に『その話し方では軽すぎます!――エグゼクティブが鍛えている「人前で話す技法」』(すばる舎) 『【NHK式+心理学】 一分で一生の信頼を勝ち取る法―NHK式7つのルール― 』(ダイヤモンド社) などベストセラー多数。

「2019年 『大人の伝え方ノート』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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