つみたて投資の終わり方 100年生きても大丈夫!: 人生後半に向けた投資信託の取り崩しメソッドを解説! [Kindle]
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (149ページ)
感想・レビュー・書評
-
【80歳までボケることはできない】
つみたて投資は始めてしまえば、あとは自動でほったらかしでよいです。
しかし、取り崩し方は頭を使う必要があります。
基本的には安全資産とリスク資産の配分を変えずに、毎年決まった比率を取り崩していくことになります。
ただ、80歳で使い切る(ゼロ)ぐらいの感覚でいいのではないかと考えています。
年金の受給開始は75歳として1.84倍(税引前)の年金をもらい、基本的に年金だけで暮らしていく感じです。
80歳を超えるとお金の使用量もかなり少なくなるので、1.84倍の年金をもらえば、年金だけでやっていけるのではないかと考えます。
あとは早期リタイヤをした場合、年金が減ることと、取り崩し時期が早く始まることが悩みですが、セミリタイアであれば何とかなりそうです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今や「積み立て投資」は常識にもなってきていますが、まだまだ普及しはじめて間がない制度なので、「取り崩しの時はどうするの?」を具体的に考えていない人も多いように思います。
とても参考になったので、ぜひぜひ読んでみてください! -
新NISAでオルカンを買おうと決めたので、出口戦略についても知識を得たいと思い読みました。
永久機関のように資産を減らさない、ではなく、定率の範囲内で資産を取り崩していくことで資産が減るスピードを緩やかにする、という内容だと理解しました。
お金は使ってこそ価値が発揮されるものだと思うので定率で引き出すかは分かりませんが、資産を守りながら取り崩す方法として出口戦略での参考にさせて頂きます。 -
積み立てることばかりにフォーカスしがちな資産運用だが、最後の出口戦略をこの段階で知り、イメージできたことは大きい。積み立ては定額で、切り崩しは定率で。ここが肝。リスク資産と無リスク資産を同率になるように切り崩していく発想はなるほどとかなり勉強になった。
-
インデックス投資家は、いずれきたる投資の取り崩し。
お金をコツコツと投資に回して、結局使わないまま。
もし、そうなれば、すごくもったいないような気がする。
本書では、お金を増やすことと同じくらい大切な、お金を減らしていく方法(出口戦略)を紹介している。
出口戦略を知っておくことで、未来の対策かでき、今の投資に対しても自信がつく。
1リスクを小さくする。
60から65才の定年間近となる期間で、安全資産とリスク資産を小さくする。
また、いくつも投資先があるポートフォリオの場合は、単純なポートフォリオへと変更していく。
50才くらいで決断力は鈍り、そこから認知機能まで落ちていく。計算が複雑にならないようリスクは小さく、投資先は少なくしよう。
2取り崩しは「定率」
安全資産とリスク資産を「定率」で取り崩す。
4%ルールが目安として有名だが、100万あれば4万ずつ取り崩していくイメージ。
定率方は、研究からも根拠が強いとされている。
ここで1のポートフォリオが複雑だと、とにかくややこしくなるので面倒くさくなる。
投資は定額、取り崩しは定率が世界標準。 -
すごく勉強になりました
-
まだまだ先だが積立て資産のゴールをどうするか考え方を知りたくて読んだ。内容としては定率で安全資産とリスク資産のバランスを一定にを取り崩していくと言うもの。あまり新しい考え方は得られなかったが、自分の感覚にと考え方が概ね一致していると確認できて良かった
-
たくさんの方法があって、とても読みやすかったです。
-
内容の繰り返しが多く冗長に感じる部分もあったが、老後の資産形成や暮らし方を考える上でさんこうになった。
-
積立投資は、貯め方の本ばかりを見かけるが、どうやって使うかは考えたことがなかったので新鮮だった。定率取り崩しと、リスク資産から安全資産への転換がキモなのかな。