ドイツ誕生 神聖ローマ帝国初代皇帝オットー1世 (講談社現代新書) [Kindle]

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  • オットー大帝の生涯がよくわかった

  • 神性ローマ帝国初代皇帝、オットー大帝の生涯を語る本。
    東フランク史がメインだが、当時のヨーロッパ情勢はとにかく侵略戦争と内乱の時代だなと言う印象を受ける。
    まあ日本は日本で平安京で政争をやってるので国の過去というのはそういうものかもしれないが。
    オットーという人間をメインに据えて歴史を解説しているため、門外漢でも把握しやすく良い本だと思った。

    反逆をしても詫びを入れたら許すのがスジという、当時の主従関係は面白い。
    3度の反乱をしながらも、鎮圧後は兄の忠実な右腕として辣腕を振るった弟ハインリヒなんかもドラマチック

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著者プロフィール

1948年生まれ。早稲田大学大学院博士課程に学ぶ。明治大学名誉教授。専攻はドイツ・オーストリア文化史。著書に『ハプスブルク家の人々』(新人物往来社)、『ハプスブルク家の光芒』(作品社)、『神聖ローマ帝国』(講談社現代新書)、『ハプスブルク帝国の情報メディア革命─近代郵便制度の誕生』(集英社新書)、『超説ハプスブルク家 貴賤百態大公戯』(H&I)、『ウィーン包囲 オスマン・トルコと神聖ローマ帝国の激闘』(河出書房新社)、訳書に『ドイツ傭兵の文化史』(新評論)などがある。

「2022年 『ドイツ誕生 神聖ローマ帝国初代皇帝オットー1世』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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