否定しない習慣 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 自分は無意識のうちに人を傷付けていないか?と心配になったので読んでみたくなった。
    否定とは思わずにやっていたことが多くて反省した。具体的でわかりやすかった。

    自分メモ(◎は特に忘れないようにする)
    ・良かれと思っての無意識な否定や、否定のほとんどは悪意がないことが多い。

    ◎自分では意見の否定を言ったつもりでも「存在を否定された!」と思う人がいるので要注意。

    ◎事実であっても否定することが正しいことではない。

    ・タモリの「髪切った?」技法は優秀。
    事実だけを言うと、相手が続きを話してくれる

    ◎意見が違っても2秒待つ。アンガーマネジメントと同じ。

    ◎『否定して嫌われるより、沈黙して平和な関係性を保つ』

    ・アドバイスという名の否定。
    相手の言葉を繰り返す。

    ◎「そんなことを考えていたんだね。」
    は否定しないで承認できるのでおすすめ。

    ・承認してから「別の方法はある?」と相手に考えさせる。

    ◎もし否定してしまったらリカバリーする。
    「否定しているように聞こえたらごめんね」

    ◎提案する時は許可を得る
    他人の家の冷蔵庫は勝手に開けないのと同じ感覚。

    ・否定する時は許可を取ってから。
    古畑任三郎もやっている
    Audibleにて。

    • bmakiさん
      そうなんだねっていう相槌がいいんでしょうかね。
      相手を否定しない、、、
      勉強になりましたm(_ _)m
      そうなんだねっていう相槌がいいんでしょうかね。
      相手を否定しない、、、
      勉強になりましたm(_ _)m
      2024/04/26
    • Naotyさん
      bmakiさん、コメントありがとうございます^⁠_⁠^
      すべて実行するのは難しいので、まずは知って少しでも意識することが大事なのかなと思いま...
      bmakiさん、コメントありがとうございます^⁠_⁠^
      すべて実行するのは難しいので、まずは知って少しでも意識することが大事なのかなと思いました。
      2024/04/26
  • 話をしていて、つい相手の意見を否定したくなるときがありますが、「相手はあなたの意見を求めていないですよー!」という本書の論旨は、まさにその通りだと思いました。
    聞いてほしいだけ!って場面は、結構多いのかもしれないですね。
    とても参考になりました!。

  • 私は自分のことばかりをしゃべりがちで相手の話を遮ってしまうことがあるので、戒めとしてこの本を読みました。
    自分には、話していてすごく気持ちが楽で、尊敬している仕事場の人がいるのですが、その人はここに書かれていた「否定しないで話す」を徹底してくれていたんだなと気づけました。
    その方は私のやる気をうまく引き出してくださり、一緒に仕事をしていてすごく楽しめた人でした。
    私もこういう人になりたいと憧れていたので、この本に書かれているアドバイスはとても参考になりました。
    この本の中に「すごく有名な医者にかかり、それを周りに自慢しても、実際に薬を飲まないと変わらない」と書いてあったのですが、まさにその通りですね。少しずつでも相手を否定せずに、少しでも気分を害さない言い方に変えて、良い人間関係が気づけたらいいなと思います。

  • 人間関係を良好にするためには、「ほめる」よりも「否定しない」
    否定するとは
    ・相手の考え、行動の結果を認めない
    ・相手の話や意見を打ち消す、聞かない、奪って違う話をする
    ・相手のミス、失敗を責める
    ・相談に真剣に向き合わない

    否定しない「技術」だからこそ、意識することで習慣にできる

    以下概略
    ①否定する人の心理
    相手のために良かれと思って否定している
    その他否定している状態のポイント
    ・無意識的に否定してしまう心理状態になったら意識にも表れる
    ・言葉だけでなく、態度でも否定することもある
    ※日本の村社会
    村社会であるがゆえに、察する文化、否定に慣れていない、が、村から外れたものに関しては徹底的に否定をしてきた

    ②否定しないマインドの作り方
    ・事実だから否定していい、わけではない
    相手はどのように感じるのか
    ・自分は正しい、という思考はしない
    どちらが正しいかではない、共有の目的を見つける
    ・過剰な期待はしない
    できない相手を責めても建設的な成果は出ない
    どういう未来にしたいのか
    ・~かもしれないを行け加えるbyペコパ
    ・視野が狭くなっていないか
    ・冷静な疑問形で見る
    ※否定は上から目線

    ③否定しない技術
    肯定+プラスの感情
    例)テストの点が良かったね、すごくうれしい
    または、事実だけで止めて相手の反応を見るのもあり
    能動的に黙る
    相手の話が終わって2秒待つ
    会話のスピードを遅くする
    ※同意できないときには
    ⇒相手の言葉はいったん保留にして、相手自ら別の選択肢を出してくれるのを待つ、保留にしたものは将来取り出す
    もし、否定してしまったらリカバリー
    素直に謝る

    ④否定しない自分を作る技術
    ・セルフコーチング(実況中継)
    自分が否定をしてしまった場面を客観的に振り返る
    否定の中にある、願い、意図に気が付く
    どうしたら良かったのか、とは考えない
    ※相手も大人、アドバイスが必要であれば求めてくる
    ・オンザチェアーメソッド
    3つの椅子を用意する
    1.自分の椅子で再現
    2.相手の椅子で空いての感じたことを想像
    3.2人の会話を聞いた第三者になってみる
    4.自分の椅子に戻って考える
    技術を知っていても意味がなく、やってみること

    ⑤いい人間関係を作る会話の技術
    ・あいのて
    ・質問法
    同じ質問をオープンクエスチョン⇒クローズドクエスチョンで繰り返すことで、小さなイエスを積み重ねる
    ・アイコンタクトのタイミング
    ・わかる、ではなく、わかる気がする
    提案をしたいときは、提案をしていいか、聞く
    感情的になったときは、自分の感情を相手に伝える

    以上

    一つ一つは確かに、納得することが書いてあった
    ただ、全体的なまとまりがつかめなくて、それぞれの章の構成がもっとすっきりしているといいな、と思ったり
    あと、相手が話した後に2秒黙るというのは、なかなか勇気がいる気もする
    とはいえ、やってみないことには始まらないとのことなので、できることからやってみようと思う

  • 誰からも好かれる穏やかになりたい人の為の本。
    歳をとるにつれて、経験や知識が増えていって、つい知ったかぶりをしてしまったり、偉そうに言ったり振る舞ったり、、。
    自分もやられて嫌な気分になっていたはずなのに無意識に相手を否定して押し付けている事ってあるなぁと反省です。

    感情的になる前に、相手がこれを言われたらどう思うかまで考えてから口に出さないと、言われた側の捉え方によっては言葉は凶器になってしまいます。

    叩いたり否定するのって凄く気持ち良い時があるので、意識して気を付けようと思いました。

  • 否定しないマインドというよりも、否定しないで相手に伝える方法が書いてある本。自分に合った取り入れ方をするのが良さそう。ただ否定しても良いことは生まれないのは事実なので、受容と受け流しと....ね。

  • Audibleで聴き流した。
    会社での上司部下同僚との会話、または友人や家族との会話において、
    相手の機嫌を損ねること無く、コミュニケーションを円滑にするための方法という内容だった。

    特に、感情的になりやすい人との対話ではかなり重要。
    こちらとしてはそんなつもりはないのに、否定されたと勘違いするヒステリックな人はちょいちょいいる。その人の地雷を踏まないためにも、この本の内容を実践するのは自分の身を守るためにかなり有効だなと思った。

  • 人間は感情的な生き物であることを肝に銘じ、否定をせずに信頼関係をつくる
     
     特に部下との関係性で意識したい。いい関係をつくる上で大切なのは「安心感」である。否定されない、失敗はせめられないといったことから生まれるものである。
     信頼関係を築くために、「人の話しを聞く」「リフレインをする」。
    少し我慢して相手を受け入れることから始めてみたい。よかれと思ってしていても「否定」と受け止められては意味がないのだから。

  • 書いていることを理解はできるけれど、実践となると頭から火を吹きそう。レベルの高すぎる方法で現実的とは思えない。つらくなって最後まで読めなかった。

  • 「事実だからといって否定しない」「自分は正しいという思考はしない」「過剰な期待はしない」を基本にして、「能動的に黙る」「相手を承認する」「いい人間関係を作る」などの習慣を身につける。書いてあることは本当にいいことだと思うが、なかなか私にはできそうにない。

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著者プロフィール

慶應義塾大学産業研究所専任講師

「2022年 『所得保障法制成立史論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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