頭のいい人が話す前に考えていること [Kindle]

著者 :
  • ダイヤモンド社
4.11
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本棚登録 : 1426
感想 : 130
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感想・レビュー・書評

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  • 読みやすい内容でした。
    納得させられます。
    実践しようという気分になる、前向きにコミュニケーションをしてみようとポジティブになる本です。

    具体的です。具体の本です。

    この本に限らず、どの本にも割と書かれているのですが、傾聴が大事です。

    ただ最近、傾聴が基本とか自分の話をしないとか、あらゆる本で言われ過ぎて、自分の話をしたあとに、非常に落ち込んだ気持ちになっている自分がいます。

    影響され過ぎないよう気をつけます。

    その場の雰囲気がよければ、相手が話そうが自分が話そうがいいんじゃないかと気楽にコミュニケーションをとりたいです。

    私は、頭がよくなるより、周りを癒せる人になりたいです。

    とはいえ、コミュニケーションのスキルの向上に役に立つ内容だったのでおすすめです。

  • 評価が良かったのでなんとなく読み始めたが、参考になる点が多々あった。

    例え話や引用が上手くて、大体の人は「ああ、これ自分のことだ‥‥」と感じてしまうはず。だからこそ本の内容が頭に入ってきたし、先へ先へと読み進めてしまう。

    以前もコンサルの方の仕事術を読んだけど参考になる。特別なスキル、というより一般の方が蔑ろにしがちな基本的なことを磨き上げてるなぁと感心するし、真似したいなぁと意欲が湧いてきます。

  • 頭がいい人になる思考の深め方について書かれた本です。
    ◯「理解している」とは、「整理出来ている」ということだ! 
    ◯言葉の定義を考えてみる。
    ◯傾聴の仕方。
    などは、とても参考になりました。

  • 人の話を聞いている時に自分の言いたいことを考えない。上司と話す時に少しだけ意識しています。
    本を読んだらその概要を自分の言葉で書き記す。暇な時にやってみます。

  • 著者自身が実践していることが書かれているため、非常にわかりやすい。
    知性と信頼をもたらす7つの法則
    1:とにかく反応するな
    2:頭の良さは、他者が決める
    3:人はちゃんと考えてくれている人を信頼する
    4:人と闘うな課題と闘え
    5:伝わらいのは、話し方ではなく考えが足りていないせい
    6:知識は誰かのために使って初めて知性となる
    7:承認欲求を満たす側に回れ

    所感:
    自分が妻に対する話の聞き方が悪いことがよく分かる。妻にいつも言われていることが書かれているようであった。
    これからは相手が何を言いたいかに好奇心を向けて、自分の話をしたいという欲求を抑えるようにしたい。相手の話を聞くことに欲求を向ける。

  • 話がなかなか伝わらず、相手に理解してもらえないと悩んでいる方におすすめの一冊。
    相手にとって頭が良いと思ってもらうための具体的な方法を教えてくれます。
    この本を読めば、相手重視のコミュニケーションの重要性が分かります。
    ビジネスで必要不可欠なコミュニケーションスキルを身に付けたい方はぜひ読んでみてください。

  • 読み返すのではなく、一度読んで終わることを考えてるという通り非常に読みやすかった
    直感的に話すのではなく、一呼吸おいて相手の言いたいこと、問題点を探る
    コミュニケーションの本には小手先のことが多いということが書いてあったが
    相手の話を傾聴するということはよく書いてある
    ということはやはり良好なコミュニケーション、頭がいいと思われる人たちの話し方は、相手の立場を考え問題を探ることが重要なのだと思った

  • まず、「知性」と「信頼」を同時にもたらす7つの黄金法則から。

    黄金法則1:とにかく反応するな

    黄金法則2:頭のよさは他人が決める

    黄金法則3:人はちゃんと考えてくれてる人を信頼する

    黄金法則4:人と闘うな、課題と闘え

    黄金法則5:伝わらないのは話し方でなく、考えが足りないせい

    黄金法則6:知識は誰かのために使って初めて知性となる

    黄金法則7:承認欲求を満たす側に回れ

    次に深く考えるための5つの道具

    〇客観視の思考法:バイアスに意識的になり、自分と反対の意見や統計データにあたることで、思考を深めよ。身近な言葉の微妙な違いに意識的であれ。言葉に敏感になることで、思考の解像度が上がり、見えている世界も伝わり方も変わる。成り立ちを知ることで人と違うアイデアも深い議論も生まれる。

    〇整理の思考法:話のわかりやすさは、理解の深度で決まり、理解の深度はどれだけ分けて整理できるかで決まる。自分のしたい話ではなく、相手の聞きたい話から話して、相手の聞くスイッチを入れる。

    〇傾聴の思考法:相手が話しているときに、自分が話すことを考えるのではなく、まずは相手が言いたいことを正確に聴こう。アドバイスしたい時ほど、相手の話を整理しながら正確に聴く。

    〇質問の思考法:コミュニケーションの醍醐味は一緒に思考を掘り下げることで、一人では気づかなかったことに気づくこと。質問の質は質問する前に仮説をどれだけ立てられるかどうかで決まる。

    〇言語化の思考法:言語化するコストを誰が払っているかを意識せよ。言語化は挨拶と同じ。人に会ったら挨拶するように、名前のないものを見つけたら名前を付ける。すると自然と思考の質は高まる。

    いろいろ思うところはありましたが、やっぱり言語化ですね。言語化されない課題は誰も課題として認識しない。思考の質が言語化の質を決め、アウトプットの質を変える。アウトプットの質が高ければ、人の心を動かし、それは行動につながる。

    あと、「おわりに」にあった言葉。本当に頭のいい人とは、大切な人を大切にできる人だと思います。大切な人を大切にするために、丁寧で知的なコミュニケーションを心掛けてください。・・・ですね。大切な人を大切にしたいと思いました。

  • 頭がいいとは?頭の良さに基準はないけれど、頭がいい人と決めるのは他者である。つまり、頭が良いかは他者がどのように思うかを意識できる人という定義でこの本は進みます。

    ★心に留めておきたいこと
    ・相手が受け取る言葉の意味を想像し、できるだけ定義の齟齬が出ないように話す
    ・物事を客観的にさまざまな視点からとらえる
    ・相手の話を正確に整理しながら聞く
    ・整理することで本質を理解する
    ・本人が言語化できていない部分まで掘り下げる

    どんな相手や場所でも他者にとって心地良い空気をつくることができる人、相手の立場になって考えられる人が信頼されて他者を動かす力のある人なんだと改めて分かりました。逆にわたしがいつも適当な言葉で話しても理解してくれる周りの人達は頭の良い人ばかりなんだなと...改めて感謝の気持ちを持ちました。
    わたしもきちんと考えて話せるように意識して周りとのコミュニケーションを大切にしていきます。何だかレポートみたいになってしまいました。

    • 酔いどれトムさん
      レポートありがとうございます。
      いつも本屋さんで平積みされているし、レビューも多くて気になる本です。感想読ませて頂く印象だと、頭のいい人とい...
      レポートありがとうございます。
      いつも本屋さんで平積みされているし、レビューも多くて気になる本です。感想読ませて頂く印象だと、頭のいい人というより心の在り方が会話に現れると感じました。機会あれば読んでみたいと思います。
      2024/02/10
    • ほんやさんさん
      まさにそんな感じです!読まなくてもそれが読み取れるトムさんは多分読む必要ないかもです(笑)だけど日々分かってるつもりのことを改めて思い返すの...
      まさにそんな感じです!読まなくてもそれが読み取れるトムさんは多分読む必要ないかもです(笑)だけど日々分かってるつもりのことを改めて思い返すのも大事だと思いますし機会があれば是非!
      2024/02/11
  • 頭のいい人が話す前に考えていること。 安達裕哉先生の著書。高学歴をひけらかしたい頭のよさをひけらかしたい承認欲求にまみれた人はコミュニケーション強者に決してなれない。しゃべりすぎな人の典型なわたし。話好きのおしゃべり好きだから次から次へとしゃべってしまう。話す前に考えるなんてほど遠い。考える前に話してしまう。しゃべりすぎで嫌われたり人間関係崩壊するまえに頭のいい人が話す前に考えていることを真似てみたい。

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著者プロフィール

1975年東京都生まれ。筑波大学環境科学研究科修了。世界4大会計事務所の1つである、Deloitteに入社し、12年間コンサルティングに従事。
在職中、社内ベンチャーであるトーマツイノベーション株式会社の立ち上げに参画し、東京支社長、大阪支社長を歴任。大企業、中小企業あわせて1000社以上に訪問し、10000人以上のビジネスパーソンとともに仕事をする。
その後、起業して、仕事、マネジメントに関するメディア「Books&Apps」(累計1億2000万PV、月間PV数200万にのぼる)を運営する一方で、企業の現場でコンサル ティング活動を行う。

「2023年 『頭のいい人が話す前に考えていること』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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