『シネマごはん』の続編。『シネマごはん』は「おもしろかったけど、突き抜けた読後感はなかったかな…」と思っていたのだが、ネットで「『シネマごはん ふたたび』はすごく良い!」という感想を見て、おもいきって買ってみたところ、とても良かった!
今回は、ひとつの目的があって、映画の思い出に助けられながらそこに進んでいく様子・主人公の周りに人が集まっていく様子が楽しい。
「最初の話で、なかちゃんが映画の説明をされないまま置いてかれる」など、前巻を読んでると笑えるシーンもあり。「主人公に感化されて、前巻とは違う行動を取った」という話もあり、うれしかった。
小さい頃にジャムを混ぜてるあかりちゃんを、お母さんがサラッと支えてるのがいいな。
「ウミウシパン工房」というお店は『海の見える台所』2巻にも出てくるのだが、どっちでも大絶賛されてて、一体どんだけおいしいんだ。
フレンチトースト回の小さい頃のあかりちゃんがかわいすぎる。良い感じのお店に来て「あーあ、ここにじいちゃんがいたらなぁ」と思うのすてきすぎる。
おにぎり、トマトパスタ、フレンチトーストの回が特に好き。ピザもすごくおいしそう。
他の作品で福丸○○という感じの学校名が見られるが、今巻では「福丸食堂」らしき店が登場している。
雑誌掲載時のカラー絵(雑誌の裏表紙に描いてた絵)は載ってないようだ。
なんでいつも表紙に縁起物置いてるんだろう。