成瀬は天下を取りにいく 「成瀬」シリーズ [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 成瀬さん可愛い、こんな面白い子がクラスにいたら楽しいだろうな。相方として近くで見ていたくもなるよ!

    と思い、思い返してみたが、私の学生時代で一番成瀬さんに近いキャラなのは私自身な気がする。

    相方として間近で過ごす方が楽しいだろうな。羨ましい。

  • 成瀬、ひゅー!

    って感じ。笑。

    牧瀬里穂さんのヒューヒューより、男子が男子を賞賛するヒュ〜って、感じね。

    読後、中学生になった娘に渡したので、感想聞くの楽しみです。

    【追記】
    成瀬を好きな子、成瀬を苦手としてる子、どちらの視点で描かれてもブレない成瀬(像)が魅力的。いろんな人の視点で描かれても、常に、カッコいい、だからヒーローなんだ!

  • おもしろい!
    「200歳まで生きることが目標」と真面目な顔して公言する成瀬は、どんなことにも真剣にチャレンジする。
    目標のほとんどは達成しないのだが、「挑戦したという経歴は残る」と涼しい顔。

    僕たちはつい、できるか・できないかの可能性でチャレンジするかどうかを決めてしまう。
    失敗するかもしれないし、馬鹿にされるかもしれないけど、天下を取るためにチャレンジする人生の方が絶対におもしろいだろうなと思う。

    実在していたら友達にはなれないかもしれないが、少なくとも成瀬のように生きてみたいという憧れの対象にはなった。

  • 主人公成瀬あかりを中心に周りにいる人の出来事がオムニバスのように描かれています。 日常の些細な出来事ではあるけれど最後のストーリーはグッとくるものがありました。
    成瀬のキャラクターにグイグイ引き込まれていきます。

  • 本屋大賞2024受賞作品!
    成瀬が主役ですが、どちらかというと成瀬に惹かれる人たちの視点で描かれる物語。

    読めば読むほど、成瀬あかりとはどういう人物なのだろうか?と興味が出て、Audible作品で初めて2周して聴きました。

    青春加減がクドすぎず、いい意味でサッパリした物語。

    成瀬はもちろん、周りの人物も人間らしさはありつつも、そこまでどろどろしていない描写で非常に好感が持てます。

    成瀬が〇〇を持ってないという設定や、恋愛感などが特に印象に残りました。天下を取るにはこういった性格が重要なんだ、と。

    続編も読みたいですし、もう少し長編のエピソードも読んでみたい!

  • 錚々たる著名人が推薦帯を書いていたので期待値がめっちゃ上がった状態で読んだ。
    成瀬の淡々と、飄々としている姿に惹きつけられつつ、ちゃんと人間味もあんじゃーん!と最終章を読んでホッとした。続編も読む!

  • 冒頭から面白くてクスクス笑いながら読んでます。
    舞台が滋賀なのも最高!

    自分を信じて突き進む成瀬に羨ましさを持つ。あのころは周りから見れば特殊であったかもしれないけど、
    大人になった今、やりたいことを人目なんか気にせず堂々とできる人がかっこいいと思える。
    成瀬の生き方は素敵だなー。

  • 久々の青春小説。
    主人公の成瀬はもちろんだが、友人である島崎にがいい子である。
    天下を取る人はすぐそばにそれを支える人がいるものだと思った。
    島崎がまさにそれだと思う。

    これからも滋賀を盛り上げてほしい。

  • audible 。読む気はなかったが本屋大賞ということでミーハーな私は読むことにした。ひと言で言って清々しい。すっきりした題名と表紙絵がぴったりしていて上手いつくりだ。漫画みたいな主人公だけどね。

  • 成瀬は勉学優秀であることの他にも色々な才覚を備える。発想が突飛すぎて周りの友達の中で浮き立っても臆することなく我が道を進み続ける。いささか出来すぎた感のあるキャラクターだが嫌味は全く感じない。思い立ったことをすぐに実行に移すバイタリティと周囲に惑わされない芯の強さが魅力的であり、何事にも全力で取り組む姿勢に共感できるからだろう。そして突飛な発想はどれもことごとくユニークだ。
    そんな成瀬に引っ張り回されながらも彼女を支える役割をしっかりと果たしている周りの友達の存在が物語を一層楽しいものにする。かるた大会で広島からやってきた男子高生もそうだ。色恋なるか?と思った琵琶湖の遊覧船のシーンが良かった。自分の気持ちを素直に伝え合える2人の姿が清々しかった。
    滋賀の大津が舞台という珍しい小説、大変面白かった。多くの人にお薦めしたい。

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