1961年スコットランド・インヴァネス生まれ。法人類学者、解剖学者の世界的権威。アヴァディーン大学で解剖学の博士号を取得後、ロンドンのセント・トーマス病院で法人類学者としてのキャリアをスタート。警察の犯罪捜査に協力する傍ら、英国法医学チームの主任としてコソボ紛争での戦争犯罪調査やスマトラ島沖地震の津波による死者の身元特定等にも尽力。ダンディー大学の解剖学・法人類学教授として2018年まで教鞭を執り、現在はランカスター大学副学長代理、英国王立人類学協会会長。2022年オックスフォード大学セント・ジョンズ・カレッジ学長に就任予定。
BBC制作のドキュメンタリー番組にも出演し、前著『All That Remains(唯一遺されたもの)』(未邦訳)はサンデータイムズ・ベストセラーに。大英帝国勲章はじめ受賞歴多数。
「2022年 『骨は知っている 声なき死者の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」