スピン/spin 第3号

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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・雑誌 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 4910078220438

感想・レビュー・書評

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  • 【定期購読(4号分)で特製栞をプレゼント!】オールジャンルの新雑誌「スピン/spin」第3号(3月28日発売予定)の表紙と目次を公開!|河出書房新社のプレスリリース
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000467.000012754.html

    スピン/spin 第3号 |河出書房新社
    https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309980546/

  • 連載はもう少し保留。
    ていうか雑誌企画としては「たべるのがおそい」のように読み切り短篇のほうが合っていると思うんだがなぁ。
    ちょうど絲山秋子「夢も見ずに眠った。」に感銘を受けた直後だったので、嬉しい小特集。
    絲山秋子は河出文庫から続々過去作を再文庫化しているから、関係強化なのね。
    皆川博子が嬉しい限り。

    目次
    [新連載]
    ・最果タヒ  ときには恋への招待状――詩人からさまざまな方へ、宝塚公演へのおさそいの記録。
    [短篇]
    ・川野芽生  サカナと、サカナでないもの★
    [連載小説]
    ・一穂ミチ  ハイランド美星ヶ丘(第3回)
    ・大森美香  花と葉(第2回)
    ・尾崎世界観 すべる愛(第3回)
    ・恩田陸   そして金魚鉢の溢れ出す午後に、(第3回)
    ・佐原ひかり リデルハウスの子どもたち(第3回)
    ・鈴木涼美  典雅な調べに色は娘(第3回)
    ・堂場瞬一  連作 罪と罪(第3回)
    ・藤沢周   利休残照(第3回)
    [俳句]
    ・皆川博子  青へ★
    [エッセイ]
    ・金井美恵子 思い出すこと
    ・髙村志保  ブロマンスの風
    ・永田敬介  ディズニー
    ・中村文則  上手くいかなかった恋愛の話・電気篇
    [小特集 絲山秋子 デビュー20周年]★
    ・エッセイ  絲山秋子
    ・特別コラム 木下古栗
    ・絲山作品を読む
     久田かおり/石森則和/明石博之/荻田泰永/阿部公彦/土屋裕一/杉江由次/波多野文平/
     細田亜津抄/富田恭彦/岩本太一/笠間直穂子/高垣亜矢/有地和毅/藤井一至
    [連載書評/絶版本書店 手に入りにくいけどすごい本]
    ・堂場瞬一  私の好きな本は絶版になる
    ・皆川博子  『鮫』真継伸彦★
    [本の話]
    ・鈴木成一  つき動かすもの
    [詩歌の話/詩歌の楽園 地獄の詩歌]
    ・渡辺祐真  第三回 散歩をするように詩歌を読む 高原英理「詩歌探偵フラヌール」★
    [紙の話]
    ・辻本力   印刷の現場で考えた、紙媒体と仕事の“これから”
    [連載エッセイ/書を買おう、街へ出よう。]
    ・斉藤壮馬  第三回 「あるいは根雪のように、」
    [コラム 日々]
    ・折坂悠太  夕景
    [紙のなまえ]

  • 今号で嬉しかったのは、まず[小特集 絲山秋子 デビュー20周年]。御本人のメッセージ、そして主要作品紹介もあり、ホクホク顔で読んだ。
    次に、渡辺祐真[詩歌の話]。難しく考えず、散歩をするように詩歌を楽しめば良いと。高原英理『詩歌探偵フラヌール』を読んでみたい。そして岩井圭也『生者のポエトリー』が紹介されてる!ホクホク顔で読み終えた。

  • 三号目。
    尾崎世界観さんのすべる愛、佐原ひかりさんのリデルハウスの子どもたち、一穂ミチさんのハイランド美星ヶ丘、大森美香さんの花と葉が面白いです。
    ついに定期購読にしちゃいました。来月は特典の栞がもらえるらしい!そちらも楽しみです。

  • 2023/4/12 読了
    非常に短い作品集なので、サクサク読める。
    第一号再販してほしい、、

  • 川野芽生さんの短篇がいきなりあってすごく嬉しい。
    川野さんの描く幻想的な世界観と美しいことばたちがとっても好きで、今作も短いながらにしっかりその世界に浸ることが出来た。
    (続きがほしいとおもってしまうけど、あそこで終わるからいいのかな。)

    連作短編「罪と罰」は毎回面白くて、これ、どこかで繋がるのかな?という意味でもわくわくそわそわ。
    文章もものすごく読みやすくて、他の作品をぜひ読んでみたい。

    永田敬介さんの「ディズニー」
    "ディズニーランド2回行けるじゃん!"
    芸人さんの書く文章ってなんか魅力的に感じることが多い。なんでだろう?

    よかったものはいくつかあったけど、やっぱりダントツで「リデルハウスの子どもたち」が好き。
    今回はびっくりな事実があきらかになっただけに次が楽しみ。

    毎号毎号、自分がどういうものに興味があって、どういうものには興味が(今は)持てないのか、気づかせてくれる。
    文芸誌ってたのしいなあ。

  • 良い、というかここでの舞台となったカフェに思い当たりがあり、その店主さんに報告しに行きました、喜ばれていました、その姿を見てワタシは発見者&伝達者として嬉しくなりました

  • 内容はもちろんだが、手触りがイイ!
    紙の本好きにはたまらない、すてきな雑誌だと思います。創刊当初からそこに惚れて買い始めた一方、3号が出るでは積読してしまっていたけど、一気に読み切ってしまった。中身もイイ!
    普段読まないようなジャンルの文章に触れられるので、やっぱり雑誌を読むのはいいですね。
    それで言うと、「リデルハウスのこどもたち」が普段手にとらないタイプの設定だが、とてもおもしろい。

  • 絲山秋子さんの作家デビュー20周年小特集が読みたくて定期購読した❥

    皆川博子さんの俳句の色鮮やかさよ❥

    楽しい雑誌なので嬉しい
    手ざわりがよい
    安い、安すぎる!大丈夫なのか?心配だ

  • 季刊が待ち遠しい第3号。
    連載が始まった最果タヒ「ときには恋への招待状(宝塚公演へのおさそいの記録)」がいきなりおもしろい。宝塚初心者をも沼にひきずりこみそうなパワーがある。

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著者プロフィール

1964年宮城県生まれ。92年『六番目の小夜子』で、「日本ファンタジーノベル大賞」の最終候補作となり、デビュー。2005年『夜のピクニック』で「吉川英治文学新人賞」および「本屋大賞」、06年『ユージニア』で「日本推理作家協会賞」、07年『中庭の出来事』で「山本周五郎賞」、17年『蜜蜂と遠雷』で「直木賞」「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『ブラック・ベルベット』『なんとかしなくちゃ。青雲編』『鈍色幻視行』等がある。

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