オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉 [Kindle]

著者 :
  • 竹書房
4.53
  • (10)
  • (6)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 44
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 前の本で「馴染みのないジャンルの本を読む」と誓ったので、ひとまずはアンリミテッドでスポーツ分野を選書。大当たり!オシム氏の自著をあたってみたいなー。

  • オシムは、人生で起こることはサッカーでも起こる。普段の生活を大事にしなさいと言っていた。顧問の先生も同じことを言っていた。
    常に全力は無理と考え抜く時間を作っていたけど、起きている時間ずっと手を抜かずに生きてみようと思った。

  • 様々な分野でオシムのフィロソフィーを受け継ぐ11人にインタビューした本になります。
    それぞれの学びが深く、各人の心に今も息づいていることがよくわかります。
    以下の項目は重要だと思いました。
    ・本質や目的を理解する、そのために考える
    ・考えるために基礎体力をつける
    ・判断を他人に委ねない、他人がした判断はリスペクトしつつ議論はする

  • 考えさせられるエピソードが多い。

  • オシムさんがこんなにも日本サッカーに影響を与えていたなんて知らなかった。その頃のサッカーを見てみたいし、もしあのままオシムJAPANが続いていたらと思わせてくれる一冊。オシムさんをもっと知りたくなった。

  • カオスへの順応性

    オシムさんの代名詞といえば「考えて走る」。今回はあえてカオスを作り出し、そこにすぐ適応することこそ考えて走る、すぐ=早く速く走り出すということの重要性が説かれていた

  • 読み終わって余韻が止まりません。
    オシム氏の人種や派閥を超えた人間としての大きな器を感服せざるを得ません。その含蓄に富んだ言葉はサッカーだけでなく人生にも通ずる部分があり、彼は優れたサッカー指導者というだけではなく、類稀なる人生の指導者なのだと思う。
    オシムイズムを受け継いだチルドレン達がそのエッセンスを後世に受け継ぐことを期待します。

  • 選手をよく見て、適切な、選手に考えさせるアドバイスをする。一言で言えば、このようなコーチなのだが、それを裏付ける考えや行動がすごく感心させられる。

  • オシム本を2冊続けて読んだ。

    何か自分もいろいろ迷っているのかなぁ~とも思う。

    オシムさんが亡くなって、それでも過去に彼から言われた言葉や

    直接会っていなくても、言葉に救われてきて自らの指針にしてきた人たちがいる。



    彼の日本代表がW杯を戦ったら、どうだっただろうか。

    そんなことをたくさんのサッカーファンが想像した。



    ヤマハスタジアムでのあのガチンコのジェフとの一戦。

    あれば、自分のベストゲームの1つである。

    前田のあの時の躍動、あれは素晴らしい好敵手だからこそ引き出された輝きだった。

    敵こそも超本気にする、オシムサッカーはJ30年の歴史に光り輝く。

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

島沢優子(しまざわ・ゆうこ)
ジャーナリスト。筑波大学卒業後、英国留学などを経て日刊スポーツ新聞社東京本社勤務。1993年~96年までジェフユナイテッド市原(現在は市原・千葉)を担当。98年よりフリー。スポーツ及び教育の現場を長く取材。著書に『スポーツ毒親 暴力・性虐待になぜわが子を差し出すのか』(文藝春秋)『世界を獲るノート アスリートのインテリジェンス』(カンゼン)、『部活があぶない』(講談社現代新書)、『左手一本のシュート』(小学館)など。『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』をはじめ、ジェフで育成部長等を務めた池上正氏の著書8冊を企画構成した。公益財団法人日本バスケットボール協会インテグリティ委員、沖縄県部活動改革推進委員。

「2023年 『オシムの遺産(レガシー) 彼らに授けたもうひとつの言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

島沢優子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×