後宮の検屍女官5 (角川文庫) [Kindle]

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    新章突入!
    ということで、毒を盛られた延明は一命をとりとめ、実家で静養した後、仕事に復帰。
    桃花も、織室から蒼皇子の侍女に、才里と共に異動。

    宮中ではまた、梅氏の残党的なのが何やら陰謀を仕掛けている?

    そんな中、延明の冤罪の元になった検屍をした人が桃花の祖父の縁者か?となって終わる。
    下の名前が違うので父親の方だろうか。

  • ギョギョッな終わり方!

  • 今回も良かった。
    ヒロインがついに職室から解放される日がやって来る。肝心の延明との距離はもどかしいほどゆっくりと近くなっていっているが、本来、この話は男女の恋愛模様がメインテーマではないようなので、そこは仕方ない。また、宦官と女官というカップルがゆえにの部分もあるだろう。

    最後の延明の桃花に対するセリフがとても鮮やかだった。
    ーわれわれ、じつは一蓮托生ではありませんか? 検屍という、おなじひとつの蓮華のうえに生きている。
    冤罪で大切な人やものを失うという哀しみの過去を持つからこそ、この世から冤罪で苦しむ人を無くしたい。そのために、検屍術の大成を目指す二人の物語、今後が非常に楽しみである。

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著者プロフィール

福島県在住。「ようこそ仙界! 鳥界山白絵巻」で第13回角川ビーンズ小説大賞〈読者賞〉を受賞してデビュー。「後宮の検屍妃」で第6回角川文庫キャラクター小説大賞〈大賞〉〈読者賞〉をダブル受賞。

「2023年 『後宮の検屍女官5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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