「何もない」こそ最高の武器になる 何も持っていなかったフツーの主婦だった私が、たくさんの夢を叶えたちょっとした方法 [Kindle]

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  • Gakken
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感想・レビュー・書評

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  • よりよく生きるために知っておいたほうがよい、小さな心がけを知ることができる本です。
    人間関係などで悩みを感じることも多い現代社会ですが、マインドセット1つで、ものの見方が変わり、解決できることもあります。
    自身のこれまでの失敗と、それをどう乗り越えたかの経験を伝えながら、そんなマインドセットについて教えてくれています。
    多くの方にとって、自身が体験した「あるある」なことの解決法が何か見つかる1冊ではないでしょうか。

    【特に覚えておきたいと感じた内容の覚え書き】

    「誰かを応援するから、自分もうまくいく。人の価値は『応援を“し合える”』仲間の数で決まる。自分の手持ちの時間を割いてわざわざ応援してくれる優しい方には、こちらもそれ以上の気持ちや行動でお返ししたい。」
    「『SNS上での活動』と自分の幸せは、本質的に関係ないと冷静に認識する。『自分が持っている幸せ』を張り合うレースには終わりがない。そこには『人が見てうらやましいと思うかどうか』という評価軸しかなく、本人がいつまでたっても充足できない。」
    「『〜に悩んでいる』と嘆く人はまだまだ余裕。不幸のどん底でも『自分の人生をよりよくしたい』という意志がある人は、『嘆くこと』が非生産的だと知っていて、それに時間やエネルギーを使ったり、愚痴を言ったりせず、這い上がる方法を考えることに全リソースを使う。」
    →自分もかつて陥ったことを言っているような気がしました。これからもそうなることがないよう、前向きに進んでいきたいものです。

    【もう少し詳しい内容の覚え書き】

    ・「観察力」「スピード」「素直さ(明るさを含む)」の3つを重視し、磨くと、心豊かにより楽しい時間を過ごせる。誰でも何歳でも、その気になれば、一芸に秀でていなくても、特に才能に恵まれていなくても、お金持ちでなくても、ちょっとした心がけで育てられる力のはず。

    ○仲間を増やす
    ・うまくいっている人、幸せな人はたいてい、自身が満たされているので、周りの人を攻撃したり、羨んだりすることはない。むしろ「自分の幸せを周りに還元していこう」と思っていることが多い。そんな人と仲良くなれば、自分も満たされる。
    ・自分を見下すような相手や、軽んじる相手と我慢してつきあう必要はない。直感を信じて、話が噛み合わない、波長が合わない、感覚が違いすぎる、といった「違和感がある人」とはつき合わないようにすると、あとから「正解だった」と思うことは多い。
    ・誰かを応援するから、自分もうまくいく。人の価値は「応援を“し合える”」仲間の数で決まる。自分の手持ちの時間を割いてわざわざ応援してくれる優しい方には、こちらもそれ以上の気持ちや行動でお返ししたい。

    ○一目置かれる存在になる
    ・「SNS上での活動」と自分の幸せは、本質的に関係ないと冷静に認識する。「自分が持っている幸せ」を張り合うレースには終わりがない。そこには「人が見てうらやましいと思うかどうか」という評価軸しかなく、本人がいつまでたっても充足できない。
    ・完全無欠志向の生き方ではなく、「できないことをあらかじめ公言しておく生き方」がおすすめ、最初から「期待されない人」を目指すと、自分に過剰な負荷をかけずに済む。人はギャップに弱いので、うまくできると、評価も上がりやすい。

    ○人に動いてもらう
    ・どうしても相手を褒めたい時は、「見た目」以外の何かを褒める。「見た目」を褒めるのは難易度が低く、誰にでもできる。その人の実績や習慣、振る舞い、考え方など「内面」に触れ、素晴らしいと感じる面を褒めるのは観察していないとできないので、相手に刺さりやすい。
    ・失敗を説得力に変える。経験は、今の自分を形成する基礎。挫折した体験があると、挫折した人の気持ちがわかるし、しっかり寄り添える。失敗をネタにしてみて、その悔しさをリアルに伝えることは、きっと誰かの役に立つ。

    ○不幸・不利を乗り越える
    ・「〜に悩んでいる」と嘆く人はまだまだ余裕。不幸のどん底でも「自分の人生をよりよくしたい」という意志がある人は、「嘆くこと」が非生産的だと知っていて、それに時間やエネルギーを使ったり、愚痴を言ったりせず、這い上がる方法を考えることに全リソースを使う。
    ・「プライドを守るためには、人は隠し事だってする」という心理を知っておきたい。隠し事をするのは水臭いと思いがちだが、人にはプライドを優先したい局面も多々ある。

    ○成長する
    ・自分なりのストレス解消法をいくつか確保しておく。人間の理想形は、「休日にリフレッシュしよう」「休暇をとって充電しよう」などと思わず、起床直後から就寝直前まで元気に動き回れる体。パワーチャージしたいと思わない人が、常にエネルギッシュな人。
    ・どうすれば人の役に立てるか、喜ばれるかの自問自答を繰り返してみる。「誰かに喜ばれた」ことが多い人ほど、幸せな人。自分を「不幸」だと感じるのは、今まで誰にも喜ばれてこなかったから。

    ○好きなことを実現させる
    ・夢の実現のために支援がどうしても必要ならば、とことん周りを頼って、頭を下げて支援を受けていい。ちっぽけなプライド(思い込み)のせいで夢の実現をあきらめてしまうと、そのほうが一生後悔する。見切り発車でいいので、動いてから考えてみるのもよい。
    ・好きなことを実現させるには、日々の暮らしの中でほんの少しだけこだわりを持って、「誰かの思いが込められたものを選ぶ」とよい。自分の気持を高揚させてくれるものを選ぶと、心が満たされ、余裕が生まれるし、運気も高まる。
    ・「世の中にないもの」こそ、大きなビジネスチャンスになりやすい。ビジネスにしようとしなくても、自分の大事な人が「○○がない」と困っている時、「じゃあ自分がつくろう」と挑戦できるマインドを身につけたい。

  • 瞬読の生みの親、中山恵美子先生の人生のアウトプット。自伝だが、紆余曲折から何を学び得たのか、幼少からの考え方や視点など、とても学びが多い。
    つらい現状から前に進む一歩が出せるメソッドが満載。
    いじめなどから身を守る方法が独創的で、いじめに遭っている子や親御さんにも読んでほしい。
    【瞬読90冊目 40文字5行8000文字】

    タイパは、そろばんで培った。
    即断即決の方法
    笑顔でいる大切さ
    失敗はネタに
    褒めるは行動で
    周りのために動く
    自分を好きになる
    感謝することはどこにでもいくらでもある
    なければ作る
    真剣に聞くことの大切さ
    誰かに喜ばれるには?を常に考える
    恩返しではなく恩送り
    やらないリストを作る。自分の得意に特化する
    返事行動は直感で。考えるならメモに出力
    直感に従い、即行動し行動量を増やす
    周りを頼る
    人生は振り子

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著者プロフィール

山中恵美子(やまなか・えみこ)
株式会社瞬読 代表取締役社長
株式会社ワイイーエス 代表取締役社長
1971年生まれ、甲南大学法学部卒業。大学在学中に日本珠算連盟講師資格取得。卒業後、関西テレビ放送株式会社に勤務。2003年、そろばん塾を開校し、5教室でのべ2000人以上を指導。2009年、学習塾を開校。グループ30校舎で約2万人の生徒を送り出す。現在は、学習塾を経営する傍ら、子どもからビジネスパーソン、経営者、シニア層までに瞬読を伝え、分速38万字で読める人を出すなど、これまで1万人以上に指導している。また、「瞬読開始3か月後の模試で国語の偏差値が49から64に! 」「1ランク上の高校に合格できた」「3年間、歯が立たなかった中小企業診断士の資格が1年でとれた」「英検1級、2回連続で不合格。瞬読をつかって約半年で合格! 」など、勉強で成果を出している人が続出。

「2022年 『見るだけで脳がよくなる 1分間瞬読ドリル 超かんたん!入門編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山中恵美子の作品

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