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感想・レビュー・書評
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世の中には様々なランキングがあふれている。
ランキングで思い出したのが、「都道府県魅力度ランキング」だ。
民間の調査会社、ブランド総合研究所(東京・港区)が毎年実施している「地域ブランド調査」の1つ。
2009年から2022年の間では、毎年、1位北海道、2位京都府は定番。
反対に最下位は茨城県が11回、佐賀県と群馬県がそれぞれ1回ずつ。
しかし、「いい部屋ネット」で有名な大東建託が発表した「街の魅力度(都道府県)ランキング」では、違う結果が出た。
1位は福岡県だった。
大東建託の調査は居住者と非居住者に分けて尋ねている。
その一方で、ブランド総合研究所の調査は、インターネット調査モニターに1人当たり15〜16県を提示して、「どの程度魅力を感じますか?」と問う。
調査の仕方によって違う結果が出るのは当然だ。
最下位の常連、茨城県は筑波山、鹿島神宮、メロンの生産全国1位など魅力があるので、順位を上げようとコンサルティング会社に依頼しないで、調査結果を軽く受け流す方がいい。
この他にもランキングの裏事情が分かる。
マーケティング関係者にとってはありがたくない本だな。
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