自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から (文春e-book) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 著作が分厚いことで定評のあるピケティの本でものすごい量が少ないのでなぜかと思えば講演をまとめた本でした。
    ピケティの意見を手っ取り早く理解するにはオススメできる内容だと思います。

  • 「21世紀の資本」は、浩瀚過ぎて逆に本質が見えにくくなるきらいがある。(とはいえ、長めの序章が全体を要約してくれているので、親切な作りにはなっている)
    この本は、忙しい現代人がピケティの言いたいことの核心を、ピケティ自身からレクチャーを受けることができるという極めて有益な内容になっている。

  • 講演集のようなので平易な言葉で分かり易い。
    ただ情報量としては少し物足りないかな。
    次はもっと本格的なピケティの著書にチャレンジしてみます!

  • とても短い本ですが、
    格差の拡大について教育にかけられる予算の視点、確定主義の否定としてのスウェーデンの例など他の本とは違う視座もあり学びがありました。

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著者プロフィール

フランス国立社会科学高等研究院の研究所長、パリ経済学校の教授、ならびにグローバル不平等研究所の共同主宰者。とくにLe capital au XXIe siècle (2013)(山形浩生・守岡桜・森本正史訳『21世紀の資本』みすず書房、2014年)、Capital et Idéologie (2019)、Une brève histoire de l’égalité (2021)の著者として知られる。

「2023年 『差別と資本主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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