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感想・レビュー・書評
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最初の方は食のことが多く、まぁ考古学者じゃなくても旅行した人の話でもいいよなーと思いながら読んでいた。最後のペルーの発掘調査は考古学者ならではの話が多くてとても面白かった。
読者は(私はだけど)、確かにインディー・ジョーンズのような冒険を期待してしまうけれど、そんな冒険はなく、ひたすら、土を掘り進め、測量、記録と地道な作業が多い、根気のいる仕事だな、本当に好きじゃないとやっていけないなと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
たまたま聴いたラジオで知ってポチる。夏といえば、怖い話。けれど、本書には、オカルト的な話はあまりない。シリア、中国、ペルーとそれぞれで考古学を研究する3人の学者が現地調査で起こる様々なこと、発掘の大変さ、苦労がよくわかる。現地の食事の話、酒の話、泥棒の話、現地の発掘員の人柄のよさなど、怖いこと、面白いことを現場で発掘を指揮する人だから書ける話だと思った。良書。
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