考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 最初の方は食のことが多く、まぁ考古学者じゃなくても旅行した人の話でもいいよなーと思いながら読んでいた。最後のペルーの発掘調査は考古学者ならではの話が多くてとても面白かった。
    読者は(私はだけど)、確かにインディー・ジョーンズのような冒険を期待してしまうけれど、そんな冒険はなく、ひたすら、土を掘り進め、測量、記録と地道な作業が多い、根気のいる仕事だな、本当に好きじゃないとやっていけないなと思った。

  • 好奇心旺盛、思考が柔軟で適応能力が高い、海外生活を快適にするスキル。
    それが出来ないと病みます。

    考古学者は海外駐在員なんですね。

    怖い目というのは人それぞれ、他人事として本で読むと怖いというより面白いよりのエピソード、ほんの少しリアルに怖いなーくらいの内容。

    最後はむつかしい話も。

    海外で働くのは大変だ。日本の役所はもちろん優秀でスピーディだとみんな気づいて。

  • たまたま聴いたラジオで知ってポチる。夏といえば、怖い話。けれど、本書には、オカルト的な話はあまりない。シリア、中国、ペルーとそれぞれで考古学を研究する3人の学者が現地調査で起こる様々なこと、発掘の大変さ、苦労がよくわかる。現地の食事の話、酒の話、泥棒の話、現地の発掘員の人柄のよさなど、怖いこと、面白いことを現場で発掘を指揮する人だから書ける話だと思った。良書。

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著者プロフィール

2022年2月現在
駒澤大学文学部歴史学科教授

「2022年 『異民族ファラオたちの古代エジプト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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