二百十番館にようこそ (文春文庫) [Kindle]

著者 :
  • 文藝春秋
4.50
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 10
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (304ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ニートがなんの資産価値もない不動産だけを手元に、強制的に自立していく物語。ここまでバイタリティーあればニートにもなっていないような気がしないでもないが、そこは物語のご愛敬。自分なりにやれることを見つけ、何とか生活していこうとする姿は親御さんも認めてくれたのではないだろうか。主人公の頑張りももちろんだが、大黒柱のようなBJさんがいるからこそ安心できる環境になっているような気がした。

  • 親からも見放されたニートが田舎の小島で
    ゲーム仲間を巻き込んで大奮戦。
    暖かいオチが待ってますよ。

  • 【崖っぷちニートの青年。島暮らしで人生の立て直し?】就活に挫折したネトゲ廃人の俺。親に愛想を尽かされ、残された唯一の居場所である離島で「ニート同士のシェアハウス」に挑戦する。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1966年福岡県生まれ。’92年『ななつのこ』で第3回鮎川哲也賞を受賞して作家デビュー。’95年に『ガラスの麒麟』で第48回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)、2008年『レインレイン・ボウ』で第1回京都水無月大賞を受賞。著書に『掌の中の小鳥』『ささら さや』『モノレールねこ』『ぐるぐる猿と歌う鳥』『少年少女飛行倶楽部』『七人の敵がいる』『トオリヌケ キンシ』『カーテンコール!』『いつかの岸辺に跳ねていく』『二百十番館にようこそ』などがある。

「2021年 『ガラスの麒麟 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

加納朋子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×