問うとはどういうことか~人間的に生きるための思考のレッスン [Kindle]

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  • 読みやすい。問いを考える際のフレームワークとして活用出来る。

  • 善く生きるための思考のレッスンといったところでしょうか。具体例も豊富で言わんとする方向性はつかめたように思う。人間として、日常生活の選択時にしっかり思考したい。

  • そもそも、何のために問うのか?
    目的をもって問う
    ①知るために問う
    ②理解するために問う
    ③考えるために問う
    ④想像するために問う
    ⑤自由になるために問う

    具体的に何を問うのか
    問いの種類と役割を知る
    ①「意味」を問う
    ②「本質」を問う
    ③「理由」を問う
    ④「方法」を問う
    ⑤「状況」を問う
    ⑥「関係」を問う
    ⑦「事例」を問う
    ⑧「要点」を問う
    ⑨「意見」を問う
    ⑩「真偽」を問う

    実際に、どのように問うのか?
    問いの方向を決める
    ①一方向的に問う
    前に進む、後ろに進む
    上に進む 一般的な観点、より広い観点、全体を見る視点
    下に進む 意味を問う、理由を問う、根拠を問う、方法を問う
    ②多方向的に問う
    比較する
    違う視点から見る
    反対の立場から見る
    時間軸を移動する
    空間軸を移動する

    問の大きさを変える
    ①小さい問から大きい問へ
    個別具体的な問いから一般抽象的な問いへ向かう
    バラバラのものを一つの観点からまとめる
    ②大きい問から小さい問へ

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著者プロフィール

龍谷大学、関西大学、摂南大学非常勤講師。
1966年名古屋市生まれ。
1997年京都大学大学院人間・環境学科博士後期課程修了。
主な著訳書
『新現象学運動』(共編)、『雰囲気と集合心性』(共著)ほか

「2002年 『シュミッツ現象学の根本問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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