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本 ・電子書籍 (264ページ)
感想・レビュー・書評
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まずはbrother編から読んでみました。
私的には第3話が一番面白かったです。
brother編だけではスッキリ解決しないものもあり、sister編を見ればもう少し深く知ることが出来る感じでした。
四兄弟と亡くなった母親の繋がりは強く
いつもそばに居るような感じでした。
ここは男の子ならではなのかなとも思いました。すぐにsister編も読み始めたので、そちらでの展開が楽しみです。 -
読み比べて楽しむことができました。同じ事件に違う側面がまた楽しい本でした。あっさり読めました。
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初めて交互読みをしてみた。読んだ順番は
1話目(交通事故の話):brother→sister
2話目(中学の器物破損事件の話):sister→brother
3話目(グルメミステリーツアーの話):brother→sister
という感じ。
どの話も片方だけ読んでもちょっとモヤが残る感じにしあがってるので、物語の大筋を忘れないうちにもう片方を読むという交互読みが私的には正解だった。
brother編だけの感想を言うと、全員程々にキャラ立ちしてて読みやすかった!四兄弟の中だと福太が好き。
読み口が軽くて会話文も多いので、sister編と合わせたら結構ページ数はあるもののスラスラ読めた。1話辺り40分くらいで読めるし。新しい読書体験という意味でも楽しめた。 -
2番目にこちらを読んだ。多分このルートで良いのだと思う。ストーリーというものはいくつものことが重なってできているのだなと改めて思う。同じ事象を別の人目線で見るのは面白い。
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昔ながらのほっこり商店街で起きる事件、Sister編とBrother編ではまったく違う推理と結末になるのが面白かった。これは二冊買って読むと面白いです。ちなみにSister編を読んでからBrother編を読んだのですが、どちらが本当?となってまたSister編を読んだり、エンドレスではまります。
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井上真偽(まぎ)さん、私には初の作家さん。
でも「探偵が早すぎる」の原作者ときくと期待値が上がる!
「ぎんなみ商店街の事件簿」は、Brother編とSister編の2冊になっている。
同じ事象(もしくはその関連)を、Brother編では四兄弟が、Sister編では三姉妹が、自分たちの視点から事件を追いかける。
事件といっても、それに自分たちが関わるのは一部であるため、着眼点もちがえば追いかけ方も変わる。
最終的な結末も、一般的なサスペンスとはかけ離れる。
だってこれは、ぎんなみ商店街で起こった住人たちのトラブルだから。
ご近所さんどうし持ちつ持たれつの関係だから、事件がキッパリ結幕をむかえなくても、これからも長く続いていくのだ。
読み方は自由。
私はBro…の1話を読み、Sis…1話へ、と読み進めた。
各所で“これはあのシーンでは…?!”なんて探りながら読んでいくのが楽しい。
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Brother編の感想
4兄弟が個性豊かで魅力的!
(話はまったく違うけどキャラ立ちは『コンビニ兄弟(町田その子 著)』をマイルドにした感じ?!)
Bro…は各話に童話や児童文学、アニメキャラなど散りばめられていて、そちらのファンには嬉しい。
ハードカバーには各話のタイトルページに関連する作品名と一部の引用がある。これがどこに効いてくるのかも楽しみ。
母は早逝し4兄弟で協力してきた兄弟愛を感じるのがいい。
もういないはずなのに、母の存在が兄弟を包み込んでいて悲しさを感じさせないのもいい。
謎解きはちょっと強引な感じもあるけど、美味しそうな料理もたくさん出てきて、連ドラにしたらおもしろそうな作品!
著者プロフィール
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