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感想・レビュー・書評
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まずはbrother編から読んでみました。
私的には第3話が一番面白かったです。
brother編だけではスッキリ解決しないものもあり、sister編を見ればもう少し深く知ることが出来る感じでした。
四兄弟と亡くなった母親の繋がりは強く
いつもそばに居るような感じでした。
ここは男の子ならではなのかなとも思いました。すぐにsister編も読み始めたので、そちらでの展開が楽しみです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み比べて楽しむことができました。同じ事件に違う側面がまた楽しい本でした。あっさり読めました。
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井上真偽(まぎ)さん、私には初の作家さん。
でも「探偵が早すぎる」の原作者ときくと期待値が上がる!
「ぎんなみ商店街の事件簿」は、Brother編とSister編の2冊になっている。
同じ事象(もしくはその関連)を、Brother編では四兄弟が、Sister編では三姉妹が、自分たちの視点から事件を追いかける。
事件といっても、それに自分たちが関わるのは一部であるため、着眼点もちがえば追いかけ方も変わる。
最終的な結末も、一般的なサスペンスとはかけ離れる。
だってこれは、ぎんなみ商店街で起こった住人たちのトラブルだから。
ご近所さんどうし持ちつ持たれつの関係だから、事件がキッパリ結幕をむかえなくても、これからも長く続いていくのだ。
読み方は自由。
私はBro…の1話を読み、Sis…1話へ、と読み進めた。
各所で“これはあのシーンでは…?!”なんて探りながら読んでいくのが楽しい。
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Brother編の感想
4兄弟が個性豊かで魅力的!
(話はまったく違うけどキャラ立ちは『コンビニ兄弟(町田その子 著)』をマイルドにした感じ?!)
Bro…は各話に童話や児童文学、アニメキャラなど散りばめられていて、そちらのファンには嬉しい。
ハードカバーには各話のタイトルページに関連する作品名と一部の引用がある。これがどこに効いてくるのかも楽しみ。
母は早逝し4兄弟で協力してきた兄弟愛を感じるのがいい。
もういないはずなのに、母の存在が兄弟を包み込んでいて悲しさを感じさせないのもいい。
謎解きはちょっと強引な感じもあるけど、美味しそうな料理もたくさん出てきて、連ドラにしたらおもしろそうな作品! -
同じ事件に二つの真相。読み方によったらこんな風に感じるものかと感じました。sister編もこちらもほっこりさせられる兄弟愛みたいな、なんか良いな感が満載な気持ちにさせられました。
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シスター編に続けてブラザー編!
本と交えてて読んだことない本は見てみたくなりました。4兄弟の仲の良さも、すごく好きで、シスター編との時系列を考えながら読むのが面白かった -
2冊読んでとても楽しめた。新感覚な作品でした!
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audible 。シスター編に続いて読んだ。見る視点が変わっていても答えを知っているわけで、そこまで斬新とも感じられなかった。一つのネタで2作ものにした作家は
お得かもしれないが。 -
4兄弟、それぞれ個性があって面白い
亡くなった母親の影響がとても大きいのだろう
福太たちのなかで解決(ひとまずの納得?)したことでどの話も終わるけれど、いくつか謎が残されたままなのが気になる…!
神山さん、はじめのうち読んでいてかなり印象悪いのは兄弟たちがそう思っているからなんだろうな
視点の違いを楽しみにSISTER編も読んでみよう